EFS のバックアップからのリストア方法です。
EFS のリストア
まず、AWS Backup のバックアップボールとから対象の EFS をリストアします。
AWS Backup のバックアップボールトから、対象の EFS の希望の復旧ポイントを選択します。
新しく EFS を立ち上げてそちらにリストアするので「新しいファイルシステムに復元する」を選択します。
EFS の入れ替え
復旧ポイントから新しい EFS が立ち上がったらマウントターゲットを作り直します。
インスタンス
インスタンスに SSH or セッションマネージャーを繋ぎファイルシステムの更新を行います。
/etc/fstab の内容を書き換えます。
$ sudo vi /etc/fstab
/etc/fstab の内容は以下のようになっているので EFS ID を新しい EFS の ID に書き換えます。
{efs id} は実際には「fs-n1kmx71uudmu1pmjk」などの値が入っています。
{efs id}:/ /mnt/efs efs defaults,_netdev 0 0
バックアップディレクトリからの移動
リストアされた新 EFSは、バックアップ元とディレクトリの階層がずれています。
そのままでは動作しないため、修正します。
# リストアされたフォルダを確認します
$ sudo mount /mnt/efs
$ ls -la /mnt/efs/aws-backup-restore_{restore date}/
# ディレクトリを修正していきます
$ cd /mnt/efs
$ sudo mv aws-backup-restore_{restore date}/* ./
# 必要ないフォルダを削除します
$ sudo rm -rf aws-backup-restore_{restore date}/
※ {efs id} は実際には「fs-n1kmx71uudmu1pmjk」などの値となります
※ {restore date} は実際には「2023-05-29T06-36-11-707016Z」などの値となります。