rsync するときに指定するパスの末尾のスラッシュが、いるのかいらないのか混乱しないよう備忘録として残しておきます。
フォルダ A には a.txt というファイルがあり、フォルダ B は空という設定で進めます。
ls /
A/ B/
ls /A/
a.txt
ls /B/
送信元の末尾のスラッシュ
送信元の末尾のスラッシュは、有無で挙動が変わるため注意が必要です。
なしの場合
A 自体が B の中にコピーされます。
B の中に A が作られることになります。
rsync /A /B/
ls /B/
A/
ありの場合
A の中身が B の中にコピーされます。
(今回のように B が空の場合 A と B の中身が同じになります。)
rsync /A/ /B/
ls /B/
a.txt
送信先の末尾のスラッシュ
送信先の末尾のスラッシュは有無は結果に影響しません。
以下のコマンドは両方で同じ結果になります。
rsync /A/ /B/
rsync /A/ /B
ls /B/
a.txt
参考