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Raspberry Pi ZeroにUSB経由でSSH接続する

Last updated at Posted at 2018-07-13

Raspberry Pi Zero WH

GPIOが生えててLinuxが動く手頃なマイコンボードが必要だったので、Raspberry Pi Zero WHを買ってみました。
ちなみに、Raspberry Pi Zeroシリーズの各モデルの違いはだいたい以下のようなかんじです。

  • Raspberry Pi Zero … 普通のやつ。Wi-Fi & Bluetoothなし。
  • Raspberry Pi Zero W … Wi-Fi & Bluetoothあり。
  • Raspberry Pi Zero WH … Wにピンヘッダが生えたやつ。

この記事の内容は、たぶん上記のどれでもできると思います。

下準備

microSDカードにRaspbianのイメージを書き込みます。
これは記事が山ほどあると思うので飛ばします。

boot以下のファイルを編集

空の ssh ファイルを作成

最初からSSH機能を有効にするために boot 以下に ssh という名前の空ファイルを作ります。
macOSであれば、 /Volumes/boot にマウントされてるはずなので、コマンドでやるとしたら以下のようなかんじです。

$ cd /Volumes/boot
$ touch ssh

config.txt を編集

boot 以下に config.txt というファイルがあるはずなので適当なテキストエディタで編集します。
以下の一行を追加すればOKです。

dtoverlay=dwc2

cmdline.txt を編集

このファイルはWindowsのレジストリみたいに、ちょっとミスがあるだけで起動しなくなる繊細なやつらしいです。
rootwaitquiet の間にスペース区切りで以下の文字列を追加してください。= とか , の前後に余計なスペースとか入れてはダメです。

modules-load=dwc2,g_ether

以下の記述例のようになればOKみたいです。

起動して接続

ここまで来たらmicroSDカードをPCから取り外してRaspberry Pi Zeroに挿入し、microUSB - USBケーブルでRaspberry Pi Zeroの内側(PWRじゃなくてUSBって書かれている方)とPCを接続します。
少し待つとRaspbianが起動して、以下のようにSSH接続できるようになります。

$ ssh pi@raspberrypi.local

初期パスワードは例によって raspberry です。

参考

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