家のマシンには、 GTX 960 が搭載されていました。
Ubuntu Server 16.04 LTS で動いていましたが、
GPU を差し替えるついでにアップデートしたのでそのメモを書いておきます。
まあ、メモ書くほど大層な話でもないのですが。。。
GPU を買う。
購入したGPU は、こちら。
https://shop.tsukumo.co.jp/goods/4537694243247/201810005000000
GPU を刺す。
家に帰り、PC の電源を切り、もともと入っていたGPUを抜き、買ってきたGPU を刺します。
久々にPCケースを開けるとホコリまみれだったので、エアダスターで適当にシュシュッとしました。
自分が使っているケースは、ZALMAN Z9 (2013年に購入してましたw)なのですが、サイズがギリギリでした。
もしかしたらミドルタワーケースの中には入り切らないものがあるかもしれません。
ちなみに、今回購入したGPU はそこまで大きいものではなく、一般的なサイズらしいです。 (店員さん談)
また、電源は、 8ピン x 2 でした。
以前のGPU は、 6ピン x 1 だったので、だいぶ違います。
GPU を認識させる。
驚いたことに、何もせずにGPU を認識してくれました。
[おまけ] Ubuntu 16.04 -> Ubuntu18.04にアップデート
New release '18.04.1 LTS' available.
Run 'do-release-upgrade' to upgrade to it.
と出ていたので、とりあえず、
# apt upgrate
を行ったところ、
apt-get install unmet dependencies
というエラーが出てうまくいきませんでした。
http://blog.livedoor.jp/shoeberry/archives/52271522.html
に有るように、原因は、
/boot
の容量が 100% になっていたことでした。
https://askubuntu.com/questions/585736/cant-clean-a-full-boot-because-of-unmet-dependencies の、
# apt-get purge $(dpkg -l linux-{image,headers}-"[0-9]*" | awk '/ii/{print $2}' | grep -ve "$(uname -r | sed -r 's/-[a-z]+//')")
を実行した後、
# apt-get install -f
を行うとうまく実行されました。
アップデートした結果
このアップデートで、
GTX960 | GTX1080Ti | ||
---|---|---|---|
GPUメモリ | 2GB | -> | 11GB |
CUDA コア数 | 1024 | -> | 3584 |
動作クロック | 1127MHz | -> | 1480MHz |
になったので、だいぶ家で回せる学習が多くなりそうです。
まあ、クラウド使えよって話では有るんですが。。。
ちなみに、 AWS p2.xlarge スポットインスタンスの現在の価格は、
$0.270 / h
でした。
GPU 自体の価格は、約85000円で、現在の 円/ドル
が、 110.97 円 / 1ドル
なので、
85000 / 110.97 / 0.27 = 2,836.9 より、
2827時間回さないともとが取れないことがわかりました。
ちなみに、この計算には電気代は含んでいないので、実際のコストはもっとかかりそうです(※)。
つまり、 最低でも 118日
回さないと損になることがわかります。
クラウドが安いな と思うとともに、頑張らなきゃという思いがふつふつと湧いてきました。
いろいろ回してみて結果とかをQiitaや自分のブログに書いていこうと思います。
※ インスタンスの停止忘れとか、データの取扱とか気にしなきゃいけないことも多いので、単純に比較はできないと思いますが。