株式会社 Fusic の濱野です。re:Invent 2023 に参加して、今朝帰国(4:30 羽田、9:30 福岡)しました。
この記事は Fusic Advent Calendar 2023 の4日目の記事となります。昨日は @kawara_y さんの「TensorRT-LLM を動かしてみる」という記事でした。明日は @NaotoCoding さんが、「kaigi on railsについて」書いてくださる予定です。
ちなみに、私がラスベガスを出発したのは12/2 土曜日の19:30、経由地のロサンゼルスを出発したのは12/2 土曜日の23:30、到着したのは12/4 月曜日の4:30 だったので、昨日は @hkusaba さんの 「rectorとrector-laravelでLaravelをアップデートしてみる」 という記事でした。と書こうか悩みました。余談でした。
せっかくアメリカにいるので、多くの国や地域の人とコミュニケーションを取りたいと思い、積極的に話しかけてみました。Chalk Talk やHands On など、体験型のイベントに参加してきました。
こんなところで話したよ!というのを書いていこうと思います。
適当に、難易度順で並べてみました。来年行く人の参考になればいいなと思っています。
EASY
Ask Me
会場には、いたるところにAsk Me というTシャツを着たスタッフがいました。場所が分からなかったりしたら、なんでも聞けるという安心感がありました。とても親切な方が多く、心理的安全性がありました。 (黄色い服の人です)
Expo
エキスポはスポンサーブースのことで、当然のようにたくさんの英語話者がいます。エキスポは、基本的にはこちらの状況を話し、向こうから説明をもらう場所ですが、AWS のブースは SA に質問ができるという点で特殊です。AWS に関する質問なら、あまり英語が得意でなくても専門用語が多くて質問をしやすいので、とてもおすすめです。あと、Tシャツとか靴下とか、色々もらえます!
NORMAL
Breakfast or Lunch
会話のない地獄のテーブルもありますが、割と「Hey!」的なノリのテーブルも多いです!
一番思い出に残っているのは、Amazon Qが発表された直後のKeynoteで、色々ディスカッションできたこと。
どのように受け止められているのか?とか、具体的なユースケースを思いついているか?とか、色々話しました。
Chalk Talk
60分のセッションです。前半でスピーカーからの説明があり、残りの時間は質疑応答になります。
Amazon Q については、当日発表されたプロンプトであったことから、前半45分ぐらいみっちり説明がありました。
Location Service については、30分ぐらいだったと思っています。
登壇者はそのプロダクトの責任者とSAでした。
PMはサービス全体の説明をして、SAはデモを行ったりアーキテクチャの説明をしたりしてくれます。
- どういう使い方ができるか?
- この使い方はあっているか?
- このサービスとの違いは?
など、色々な質問をすることができます。
参加したChalk Talk は、以下です。
- Customize your FMs securely to deliver differentiated experiences
- Optimize logistics tracking with AWS IoT and Amazon Location Service
- Deploy generative AI applications on enterprise data with Amazon Q
質問が終わらなかった場合は、時間終了後に登壇者と喋ったり、
メールで質問したりすることができます。一方、自分の質問が
終わったらすっと返っていく人も多くいました。アメリカンな感じで面白かったです。
また、Chalk Talk という名前はついているものの、実際にチョークを使うわけではないです。
それどころか、ホワイトボードを使ったのも3セッション中1セッションだけでした。
実際、Amazon Q のときはセッションの時間が終わった後、
10人ぐらいで登壇者を取り囲んで質問攻めにしていました。
Shuttles
会場間のシャトルは、運が良ければガッツリ1on1の空間を作れます。
実際、アンドリューさんという人と同じ席になり、色々お話を聞きました。
本では学べない実際の現場での話を聞けるので、とても勉強になりました。
例えば、
- アメリカには、受託開発をしている企業はあるか?
- アメリカでは、リモートが主流?オンサイトが主流?
- 時差はどうやって調整しているか?
- どんな仕事をしているのか?
など、断片的な事例は出てきますが、一人の人からじっくり聞く時間は取れません。
それが許されるのが、くそ暇なシャトルの時間です。
ちなみに、これらに対するアンドリューさんの回答は、
- アメリカには、受託開発をしている企業はあるか?
- ある。アンドリューさんは、パートナー企業の管理をしている。
- アメリカでは、リモートが主流?オンサイトが主流?
- アンドリューさんは、フルリモートで働いている。
- 友達同士が作った会社にジョインしたので、オンサイトだと永遠に喋ってて仕事にならない
- フルリモートだと、仕事に集中できる
- 時差はどうやって調整しているか?
- 全米 + スコットランドにオフィスがあるので、時差がある
- 朝は、スコットランドの人と会議をして、夜はアメリカの人と会議をしている
- どんな仕事をしているのか?
- vendor management
- 既存のAWSへのMigration
という感じでした。
N = 1 ですが、とても貴重な意見を聞けるし、勉強になりました。
調査記事とかは、全体感を掴むことはできますが、やはり一人の人から具体的な話を聞くのとは違います。
おそらく自分より10歳以上年上の方でした。自分の役割を伝えると、
自分の経験から色々教えてくれました。これも、嬉しかったです。
写真は、空のシャトルの中身。いすがふかふかなシャトルはあたり!
Venetian までの道のり
今回我々はメイン会場まで歩いて1時間弱かかるホテルに宿泊していました。
最初のうちは、観光がてら歩いていましたが、その途中で通行く人に話しかけられました。
その人もVenetian に向けて歩いているが、方向が分からんから一緒に行こうということでした。
その人は、アメリカの人で、Webエンジニアをしている方でした。
元々C言語を使って開発するようなところにいたが、社内でのジョブチェンジを繰り返して、今はReactを使って開発しているとのことでした。
バックエンドはJava で書いているとか、チームが3人しかいなくてとても大変だとか、色々な話を聞きました。
HARD
Party
火曜日・水曜日と、スポンサーが主催するパーティーに参加しました。
火曜日は会場で知り合った方と、水曜日は社員と一緒に行きました。
水曜日、帰り際にたまたま話しかけた人が面白く、30分ぐらい話し込みました。
男性と女性の肩だったのですが、かなり広い話になり、
「どんな仕事をしているか?」から始まり、「日本の男女格差はどんな感じか?」という話まで発展しました。
日本の男女格差について、なんとか自分の経験や日本の立ち位置を伝えられたかな?と思います。
re:Play というパーティーでも、トイレの待ち行列でおじさんと話しました。
同僚がGCPのリュックを持っていたので、「俺もGCP好きだよ」と言って絡んできましたw
お酒を飲んでいたこともあり、3分ぐらいですがかなり色々な話ができました。
最後に
本当は、Bedrock のGameDay に参加する予定だったのですが、スケジュールの都合が悪くなり、
参加できないことになりました。これは、本当に残念だった。
次re:Inventに参加することができたら、ぜひGameDay に参加してみようと思います。
あと、会場で一人で行動するの、おすすめです!
英語喋るしかなくなる!!!