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Cursor MCPを設定してプライベートリポジトリのPRにアクセスする

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背景

最近仕事でCursorを使うようになったのですが、使いこなせてる感があんまりしないのでキャッチアップを兼ねて機能の使い方をまとめておくことにしました。

今回はCursor Agentと外部サービスのデータの連携をスムーズに行えるようになるCursor MCPを使ってGithubとのCursorの連携を行います。

Cursor 公式

設定手順

1. Githubのアクセストークン取得(すでにある場合はskip可)

まず、以下のGithubにAPIアクセスするためのトークンを取得します。

取得場所
Settings > Developer settings > Personal access tokens > Fine-granted tokens

※Tokens(classics)の方でも機能はしますが、より細かいアクセス制御ができるのでFine-granted tokensを使用しています。

自分はこんな感じでやってます。
リポジトリを指定したうえで、必要最小限の読み書きの権限を渡しています。現段階ではエージェントが予期せぬ行動を取らないとは保証できないので予防策です。

スクリーンショット 2025-03-29 17.56.10.png

2. MCPサーバ起動用のシェルスクリプトを作成

MCPサーバーをnpxで起動するためのシェルスクリプトを書いておきます。git管理外であれば場所はどこでもいいと思います。

run_mcp_server.sh
env GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=github_pat_XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX npx -y @modelcontextprotocol/server-github --stdio

3. Cursor Settingsからスクリプトを実行する

MCPサーバを起動するときに、作ったシェルスクリプトを実行するようにコマンドを設定します。名前は任意のもので大丈夫です。

スクリーンショット 2025-03-29 18.04.59.png

4. リポジトリを参照できているか確認

トークンにアクセス権限が付与されているプライベートリポジトリにおいて、適当なPRを作ってどんな変更があったかエージェントに聞いてみました。

今回はnextjsのプロジェクトにshadcnというライブラリを入れてます。
(左下赤枠にある通り、Agentモードを使用することを忘れないようにしてください。)

スクリーンショット 2025-03-29 18.26.55.png

変更内容も簡潔にまとめてくれました。無事PRにアクセス出来ているようですね。

所感

この設定をしておくと

  • issueを背景情報としてAgentに与えたうえで、PRの一次レビューをしてもらう
  • issueを読みこませて大まかな開発のロードマップを引いてもらう

などなど、日々の開発のサポートをしてくれそうです。まだまだcursorを全然使いこなせてないので今後も継続的にキャッチアップしていきたいです!

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