はじめに
本記事では、プログラミング経験が浅い私が、どのようにしてIT企業でのバイトや長期インターンの機会を見つけ、採用に至ったかについて詳しく解説します。
また、インターン中の貴重な学びや経験についても共有して行きたいと思います。
最短でインターン、バイト、長期インターンを見つけたい方に向けても書いているので参考にする程度に見ていただいても構いません。
特に以下の方々に向けて書いています:
- 最短でIT業界でのインターンやバイトを見つけたい方
- プログラミングスキルを実践の場で磨きたい学生
- IT企業での就職を視野に入れている方
自己紹介
- 都内の学生(26卒)
- プログラミング経験は6ヶ月程度
- 主にKotlinでAndroidアプリ開発を学習中(最近はFlutterでクロスプラットフォーム開発を勉強中)
- 実務経験は3ヶ月程度(バイトをやり始める前は実務経験なし)
- 実務では主にSwift,Flutterを扱ったモバイルアプリケーション開発をしています。
インターン、アルバイトを始めるまで
現在私はモバイルアプリケーション開発のアルバイトをしています。雇用形態としてはアルバイトですが、個人的には長期インターンとあまり変わらないのかなと思います。
本題のアルバイトを初めるまではプログラミング経験で言えばkotlinを3ヶ月勉強してtoDoアプリを作った程度の実力でした。(以下の記事がそのアプリです。)
きっかけとしては主に3つで以下のようになります。
1. とにかく実務経験が積みたい
多くの方と同様、私も実務経験を積むことが最大の目的でした。
特に、私の場合は以下の点に注目しました:
- モバイルアプリケーション開発の経験
- 特定の技術スタックに関する実践的なスキル
2. チーム開発スキルの獲得
こちらも多くの人が理由にしているのではないでしょうか?
- 就活時に求められるチーム開発経験の獲得
- GitFlow などのバージョン管理手法の実践
- コードレビューやペアプログラミングなどの経験
こちらのチーム開発経験だけで言えば、アルバイトやインターン以外にもハッカソンでも十分獲得できると思うので、そちらを先に経験してからでも遅くはないかと。
実際私自身も学校の仲間内でハッカソンにでたので近いうちに記事にしたいと思います。
3. アルバイトやインターンを通じた人とのつながり
アルバイトやインターンは能動的に動き、自発的に考えている人が掴み取ります。
(アルバイトやインターンが空から降ってくるわけないし)
そのため、自身と同じ、それ以上の技術や向上心のある人と繋がれる場所でもあると考えています。
- 同じ志を持つ仲間との出会い
- 業界の最新トレンドや情報の獲得
- 将来のキャリアにつながる人脈形成
大体こんな感じの理由から私のアルバイト、インターン探しがはじまりました。
とまぁ、こんな感じでつらつら並べたはいいもののこの時点の私は肝心のアピールポイントがありませんでした。
でも、結論から言えば以下のようにすればアルバイトやインターンにありつけると思われます。(実際の私もそうでした。)
つべこべ言わずに応募しろ
結論これに辿り着きます。
なぜかと言うと、大抵の学生には即戦力を求めていないのが大多数だと思われます。
『まずはハッカソンにでてから..AppStoreにアプリを出してみてから..』ではなくすぐ応募しましょう。(最低限のポートフォリオは作っておいた方がいいかも)
『じゃあどこで応募すればいいんだよ!!』
私が実際に利用したサービスは以下の通りです。
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Wantedly
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メリット
実際にこのサイトから応募して採用されている学生も多い。
特にベンチャー企業が多いので携われる分野が広いのも人によっては利点かも -
デメリット
そもそも返信が返ってこないことが多い。
分野や、言語で絞ると応募できる母数が少なくなってしまう
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メリット
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Paiza
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メリット
コーディングテストの練習をしながらインターンやバイトのスカウトが来る神サイト。
コーディングテストのランクに応じて受けれるインターン選考の数が増えて、スカウトも来るのでモチベもあがる。
Bランク程度取れていれば、大抵のWebテストは通過できるらしい。 -
デメリット
スカウトが来たからといって必ずその選考に受かるわけではない。
Atcoderのように就活でアピールできるかといえば、そうではないかも。
必ずしも面接で評価されるわけではない。
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メリット
以下は私がPaizaでBランクをとった方法の記事になります。
(2024年4月に書いた記事になります)
https://qiita.com/goretzka_/items/fcdc0274cc4245859b03
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学校経由
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メリット
学校経由での応募になるため、OB、OGがいることがある。
学校伝手からの応募になるため、評価されやすい。 -
デメリット
そもそも求人が少ない。
あったとしても、求人が終了している場合があるため、完全に早い者勝ち感がある。
希望している業務、言語の仕事が少ない。(あったらラッキー程度。)
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メリット
ちなみに私は学校伝手で応募して採用されました。
モバイルアプリ開発のアルバイトがちょうど掲載されていたので本当に運が良かったと思います。
他にも方法はあるかと思いますが、私が利用したサービスはこのくらいです。
正直、初学者が採用されるかされないかは運要素が強いと思われます。
ただ、応募しないよりかは応募した方がアルバイト、インターンにありつける確率が上がるのは一目瞭然ですよね?
しかも、面接練習にもなりますし、こんな機会はなかなかないと思います。
(ちなみに私は今のバイト先にありつけるまで3~4回ほど面接しました。)
アルバイトを通じて得たもの
実際に3ヶ月実務を経験して得たものとしては、上記で述べたきっかけの要素以外にも以下のようなものがありました。
業務を始めた時、この点でかなり苦労しました。
具体的には、自身が伝えたい問題点を簡潔にかつ、相手が理解しやすい文章構成で説明することが難しく、何度も説明し直すことが多々ありました。これによりコミュニケーション能力の不足を改めて痛感しました。
しかし、学生のうちにこの課題に気づけたことは非常に有益でした。
アルバイト前はcommitとpushの操作しか知らなかった私ですが、今では調べれば大抵の操作方法がわかるまでになりました。
この経験は個人開発ではなかなか得られないものであり、後のハッカソンでもこの知識のおかげでスムーズに作業を進められました。
個人開発では具体的な目標が立てにくく、モチベーションの維持が難しいことがありましたが、アルバイトを始めてからは業務に必要な知識や経験が明確な目標となり、モチベーションを保ちやすくなりました。
(実際、個人ではKotlinのみで開発をしていましたが、業務でFlutterが必要になったため、現在はFlutterの学習に取り組んでいます。)
当初、アルバイトやインターンを始めるきっかけとして金銭的な目的はありませんでしたが、一般的に他のアルバイトよりプログラミング関連のアルバイトの方が時給が高い傾向にあります。
そのため、予想以上の収入を得ることができました。
(振り返ってみると、これを理由にアルバイトやインターンを探している学生も多そうではある。)
まとめ
以上が、プログラミング初学者である私の経験です。
振り返ってみると、様々な試行錯誤を経て現在の地点に辿り着いた感があります。
しかし、むしろその過程こそが重要だったのではないかと考えています。
結局はトライアンドエラーなので、今プログラミングのアルバイトやインターンを探している人や、そうでない人でも共に頑張って行きましょう!