CodeRabbitは、AIコードレビューサービスです。GitHubやGitLabと連携し、プルリクエストに対して自動的にレビューを実行します。開発者はCodeRabbitからの指摘を確認して修正を行い(修正をCodeRabbitにやってもらうこともできます)、追加でコミットします。
先日、CodeRabbit for VSCodeがリリースされました。これにより、ローカルエディタ上でのレビューが可能になりました(しかも無料です)。これまでのCodeRabbitは、GitHubなどでのPRに対してレビューを行う形でした。それに対して、CodeRabbit for VSCodeはローカルで動作します。そして、コミットやブランチに対してレビューを行えるのが特徴になります。
今回は、このCodeRabbit for VSCodeを使って、コーディング以外のレビューに利用してみました。
利用環境について
CodeRabbit for VSCodeは、VSCodeはもちろん、CursorやWindsurf、その他すべてのVSCodeフォークでも動作します。
CodeRabbit for VSCodeのインストール
まずは、VSCodeの拡張機能からCodeRabbitをインストールします。インストール後、CodeRabbitにログインします。VSCodeの拡張機能は、以下のリンクからインストールできます。
CodeRabbit - Visual Studio Marketplace
無料で利用可能ですが、CodeRabbitのアカウントが必要です。アカウントは、こちらから作成できます。
アカウントの接続
CodeRabbit for VSCodeをインストールしたら、アカウントを接続します。VSCodeの拡張機能から、CodeRabbitを選択し、アカウントを接続します。接続だけしたら、後は自由に文章を書いていきます。
注意点
- CodeRabbitは、Gitリポジトリでないと使えません
- CodeRabbitは、GitHubやGitLab、Bitbucketなどのリモートリポジトリの設定がないと使えません
文章を書く
後は文章を書いていきます。たとえばブログの下書きやプロジェクトのドキュメント、技術書などがあるでしょうか。保存し、コミットしたタイミングでレビューを行うか確認が出ます。
Yesを選択すると、レビューが実行されます。だいたい2〜3分程度かかります。ステータスも表示されるので、お待ちください。
レビューが終わると、指摘事項が表示されます。日本語の記事であれば、指摘も日本語で返ってくるようです。
文章の場合、1クリック修正が出ない場合もありますが、Markdown記法に関連したものであれば修正提案をしてくれるので、Approveすれば修正が反映されます。
まとめ
CodeRabbit for VSCodeは、コーディングだけでなく、ブログやドキュメント、技術書の執筆でも利用できます。タイポの発見や、可読性の低い部分の指摘など、編集者的な立ち位置で指摘してくれるのは便利です。
皆さんの執筆活動に、ぜひ🐰を役立ててください。