0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

blastengineのC# SDKを使って一括配信メールの送信を行う

Posted at

blastengine(ブラストエンジン)はシンプルに使える開発者向けメールサービスを提供しています。何かと面倒なメール配信をシンプルに、かつ確実に送信先に届けられます。

現在、C#向けに、blastengine SDKを開発しています。.NET6以上を対象としているので、macOSを含め幅広い環境で実行できるはずです。

今回は、バルクメール(一括配信メール)の作成と送信方法を解説します。

ユーザ登録する

blastengineにユーザ登録します。管理画面に入るためのユーザID、パスワードが手に入るので、ログインします(ユーザIDは後で使います)。

送信元ドメインのSPFを設定する

送信元として利用するドメイン(自分で持っているもの)の設定をします。これは任意のドメイン管理サービスで設定できますが、TXTレコードに以下のSPFを追加します。

txt @ v=spf1 include:spf.besender.jp ~all

APIキーを取得する

ログイン後、管理画面の右上にある設定メニューに移動します。

getting-started-6.jpg

そして設定の中で、APIキーを取得します。

getting-started-5.png

必要な情報について

SDKを使う上で必要なのは、先ほどのAPIキーとユーザIDになります。

SDKのインストール

SDKはNuGetでリリースしています。Visual StudioのNuGetパッケージの管理よりインストールしてください。

NuGet Gallery | Blastengine

初期化

先ほどのAPIキーとユーザIDを使って初期化します。

new Blastengine.Client("YOUR_USER_ID", "YOUR_API_KEY");

バルクメールオブジェクトの作成

バルク(一括配信)メール送信用の、バルクメールオブジェクトを作成します。

var bulk = new Blastengine.Bulk();

必要な情報をセットする

続けて、必要な情報をセットします。

bulk.Subject = "テストメール from C#";
bulk.TextPart = "これはテストメールです to __name__";
bulk.HtmlPart = "<h1>これはテストメールです to __name__</h1>";
bulk.From = new Blastengine.From("info@example.com", "Admin");

保存する

情報をセットしたら、まず Begin メソッドを使って保存します。

var bol1 = await bulk.Begin();

宛先データをセットして更新する

次に宛先の情報をセットして、更新します。

// 置き換えコードあり
bulk.To.Add(new Blastengine.BulkTo("user1@example.jp", new List<Blastengine.InsertCode>() {
	new Blastengine.InsertCode("name", "User1")
}));
// 置き換えコードなし
bulk.To.Add(new Blastengine.BulkTo("user2@example.jp"));

// 宛先を登録
await bulk.Update();

送信する

送信は Send メソッドを使います。引数として、配信予定日時を指定できます。

// 即時配信
var res = await bulk.Send();
// 予約配信(10分後)
var res = await bulk.Send(DateTime.Now.AddMinutes(10));

コードについて

コードはGitHubにアップしてあります。ライセンスはMIT Licenseになります。

blastengineMania/blastengine-csharp: blastengineのC# SDKです

まとめ

blastengineには他にも即時メール配信を行ったり、添付ファイル付きのメール配信機能などもあります。これらの機能も随時実装していきますので、ぜひ皆さんのシステム開発に役立ててください。

エンジニア向けメール配信システム「ブラストエンジン」

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?