コードについて

コードはGitHubにアップしてあります。ライセンスはMIT Licenseになります。

ユーザ登録する

blastengineにユーザ登録します。管理画面に入るためのユーザID、パスワードが手に入るので、ログインします（ユーザIDは後で使います）。

送信元として利用するドメイン（自分で持っているもの）の設定をします。これは任意のドメイン管理サービスで設定できますが、TXTレコードに以下のSPFを追加します。

txt @ v=spf1 include:spf.besender.jp ~all

ログイン後、管理画面の右上にある設定メニューに移動します。

そして設定の中で、APIキーを取得します。

VBAエディタで、ツール > 参照設定から、以下の参照設定を追加してください。

※ 将来的には、参照設定を不要にする予定です。

先ほどのAPIキーとユーザIDを使って初期化します。

Dim client As new Blastengine
client.ApiKey = "YOUR_API_KEY"
client.UserId = "YOUR_USER_NAME"

blastengine VBA SDKでメール検索を行う際には Error クラスを利用してください。

Errorクラスにある各種プロパティが利用できます。

Dim Error As Error
Set Error = Client.Error
Error.ErrorStart = DateAdd("d", -3, Now) ' 3日前から

検索は Start メソッドを使います。取得失敗した場合は False が返ります。

If Error.Start = False Then
		Debug.Print JsonConverter.ConvertToJson(Error.Error)
		Exit Sub
End If

取得処理は非同期で行われるため、取得が完了するまで待機する必要があります。

While Error.Job.Finished = False
		Application.WAIT (Now + TimeValue("0:00:01"))
Wend

処理が完了したら、CSVの内容を取得します。

Debug.Print Client.GetFile(Error.Job.ErrorFileUrl)

結果はCSVの内容です。

配信停止番号	登録日時	メールアドレス	応答コード	エラーメッセージ
46	2024/9/25 12:00	user@example.com	554(banned)	配信が禁止されたアドレスへの配信のためブロックしました

エラーの内容を解析して、メールアドレスごとの対応ができます。また、エラー原因も分かりますので、必要に応じてデータを修正したり、対応を行ってください。

VBA SDKは、Excelなどと組み合わせてメール配信ができるようになります。ぜひご利用ください。