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blastengineのRuby SDKを使ってテキストメールを一括配信する

Last updated at Posted at 2022-09-24

blastengineはエンジニアフレンドリーなメール配信サービスです。APIとSMTPリレーの両方をサポートしており、手軽に素早くメール配信ができるようになっています。

今回はRubyでblastengineのAPIを簡単に使えるSDKを開発しましたので、使い方を紹介します。現在はトランザクションメール(即時発信メール)とバルクメール(一括配信)をサポートしています。この記事ではバルクメールの使い方を紹介します。

インストール

インストールはgemコマンドやbundlerで行ってください。

# Gemfile
gem 'blastengine'

または

gem install blastengine

インポート

SDKをインポートします。

require "blastengine"

初期化

Blastengineを初期化します。ユーザ名とAPIキーを使います。

# 初期化
Blastengine.initialize api_key: "API_KEY", user_name: "USER_NAME"

メールオブジェクトの用意

バルクメールは Bulk を使います。件名やテキスト本文、宛先などを指定します。 __xx__ というのは送信先ごとに置き換わる文字列になります。キーワードの指定方法は後述します。

bulk = Blastengine::Bulk.new
# nameはオプションです
bulk.from email: "info@example.com", name: "Administrator"
bulk.subject = "テストの件名"
bulk.text_part = "__name__ さん\nメール本文です。\n金額は__price__円です"
# オプション
bulk.html_part = "<p>__name__ さん<br />メール本文です。<br />金額は__price__円です</p>"

添付ファイルの追加

添付ファイルは attachments プロパティに、ファイルのパスを指定してください。

# 添付ファイルがある場合
bulk.attachments << './test.rb'
bulk.attachments << './image.png'

バルクメールの登録

まず宛先を指定しない状態でバルクメールを登録します。登録は register メソッドになります。

bulk.register

宛先の登録

次に宛先を登録します。この時、置換する文字列も登録します。 name というキーワードであれば、メール本文に __name__ と書くことで、そこで指定した文字列と置き換わります。

bulk.add "user+1@example.jp", {name: "User 1", price: 1000}
bulk.add "user+2@example.jp", {name: "User 2", price: 1500}

送信先を登録したら、 update で反映します。

bulk.update

送信

送信は send メソッドになります。返値はデリバリーIDになります。このデリバリーIDで、メールの送信状況確認や配信停止などを行います。

begin
	# 送信
	delivery_id = bulk.send
rescue => e
	# APIエラー
	puts e
end

削除

バルクメールを削除する場合は、 delete メソッドを実行します。登録したままの状態(送信やキャンセルしていない状態)では10件までしか登録できないので注意してください。

bulk.delete

まとめ

Ruby SDKを使えばRuby on RailsやSinatraなどのWebアプリケーションはもちろん、コマンドラインを使った自動化ツールでもblastengineを活用してもらえます。

ぜひblastengineのRuby SDKを活用ください!

blastengine | RubyGems.org | コミュニティのGemホスティングサービス

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