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Hexabase Flutter SDKの使い方(グループのCRUD操作)

Last updated at Posted at 2023-03-27

Hexabase(ヘキサベース)は企業向けのBaaS(Backend as a Service)を提供しています。認証やデータストア、ファイルストレージ、リアルタイム通知などの機能があり、企業向けのシステム開発に必要な機能をまるっと提供しています。

APIはREST APIとGraphQLを提供しています。そのAPIをラップしたSDKも開発を進めています。SDKは現在、TypeScriptとDart向けに開発しています。Dart向けのSDKは、もちろんFlutterでも利用できます。

この記事ではFlutter SDKについて、インストールとグループのCRUD(作成、更新、削除)操作の方法について解説します。

パッケージとソースコード

パッケージはpub.devで公開しています。

hexabase | Flutter Package

ソースコードはGitHubにて公開しています。ライセンスはMIT Licenseです。

hexabase/hexabase-dart: Hexabase SDK for Dart & Flutter

インストール

インストールは dart pub get で行えます。

dart pub get hexabase

インポート

SDKをインポートします。

import 'package:hexabase/hexabase.dart';

初期化

まずインスタンスを作成します。

var client = Hexabase();

別なファイルで再度インポートした場合には、以下でインスタンスを取得してください。

var client = Hexabase.instance;

グループについて

Hexabaseではユーザー毎に権限を設定できます。この時、グループを使うことでユーザーをまとめて設定できます。ユーザーはワークスペースに属している場合はもちろん、メールアドレスを指定して限定ユーザーとして登録もできます。

詳しくは ユーザーとグループ | Hexabase 開発ガイド をご覧ください。

グループの取得

まず登録しているグループを取得します。グループの取得は、すべてを取得するかIDを指定した取得の2パターンが用意されています。

// まとめて取得
var groups = await client.groups();

// IDを指定して取得
var group = await client.group(id: '999999');

グループの新規作成

グループを新規作成する際には引数なしで group メソッドを呼んでください。新しいグループオブジェクトが返ってきます。グループ名、親グループ、ディスプレイIDは必須です。

保存する際には save メソッドを実行します。

group.name = 'New group';
await group.save();

var group = await client.group();
group.name = 'Test group';
group.parent = groups[0];
group.displayId = 'test_group';
await group.save();

グループの更新

グループの設定値を変更する際にも、 save メソッドを使います。

group.name = 'New group';
await group.save();

グループの削除

データストアは delete メソッドで削除できます。

group.delete();

まとめ

Dart SDKはFlutterでも利用できます。Flutterで使えると言うことは、iOS/Androidといったスマートフォンアプリやタブレットアプリはもちろん、Webやデスクトップアプリ開発でも利用できます。ぜひHexabaseをDart SDKとともに活用してください。

hexabase | Flutter Package

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