こちらはPython学習の備忘録です。
プログラミング初心者や他の言語にも興味、関心をお持ちの方の参考になれば幸いです。
###型変換とは?
まず型変換を説明する前にデータ型の説明が必要でしょう。
データ型とは、プログラミングで扱うデータの型のこと。
たとえば変数へ代入した値(オブジェクト)によって、この変数のデータ型が決まる。つまり数値、文字列など、どのようなタイプのデータかということ。
またデータ型には、さまざまな種類が存在する。
いわゆる「文字列型」、「数値型」などなど。
詳しく書いていくとかなり長くなりそうなので今回は省かせていただきます。
そして、このデータ型が異なるとコードは異なる動作をする。
そのため、型変換が必要になってくる。
print(2 + 2) # 数値の計算
# 実行結果
4
print('2' + '2') # 文字列の連結
# 実行結果
22
異なるデータ型である「文字列型」と「数値型」を連結するとエラーになる。
price = 1000
print('この本の価格は' + price + '円です')
# 上記は(文字列型 + 数値型 + 文字列型)となり異なるデータ型の連結
# 実行結果
# エラー : 異なる型同士の連結はできない
TypeError: Can't convert 'int' object to str implicitly
####型変換 str
しかし、下記のように変数priceを出力する際に「数値型」から「文字列型」へ変換してあげると、文字列同士の連結として扱われるため連結できるようになり、このデータ型を変えることを「型変換」という。
「数値型」を「文字列型」に変換するには「str( )」と用いる。
price = 1000
print('この本の価格は' + str(price) + '円です')
# 上記は(文字列型 + 文字列型に変換 + 文字列型)となり連結可能
# 実行結果
この本の価格は1000円です
####型変換 int
先ほどとは反対に、「文字列型」を「数値型」に変換する場合は、「int( )」を用いる。
price = 1000
count = '5' # 文字列型
total_price = price * int(count) # 数値型に変換
print(total_price)
# 実行結果
5000
###おわりに
本当に初歩的な内容となっていますので、今後、学習を進めて行った際にはあらためて記事にしたいと思います。
また、何かあれば遠慮なくご指摘お願い致します!!