#はじめに
本年2月に基本情報技術者試験をCBT形式で受験にあたり、
通例の試験形式と変更になった事をまとめました。
#CBT形式とは?
CBT(Computer Based Testing)の略証で、コンピュータを経由して受験をする仕組みである。
マウス/キーボードで選択/記述し、内容を途中で変更が出来る
全国各地にある試験センターに配置されているコンピュータ、また個人で所有しているコンピュータで受験が可能
#受験に必要なもの
基本情報技術者試験の受験の場合、プロメトリックサイトで受験申込が必要
■プロメトリックとは?
資格試験の運営のサポートする民営の企業
IT関連や教育、企業、金融等の資格試験の運営/管理を行っている会社
申込時に必要なもの
・プロメトリックID
※初めてプロメトリックを経由して試験で受験する場合は、新規に取得する事
過去にプロメトリックを利用し、IDを持っている場合は、そのIDを利用する事
・受験費用
5,700円 (消費税込み) 通例の受験料と同じ
・受験日
通例では4月、10月と固定されているが
CBT形式の場合は、受験者が受験日を決める事が出来ます。
※参考までに受験申込ページを下記になります。
http://pf.prometric-jp.com/testlist/fe/online.html
#試験について
■問題の内容は?
今回は午後問題のみ受験(免除試験)でしたので、午後問題のみ説明します。
通例の午後問題では13問中7問解答する形式でしたが、
今回からは、午後問題は11問中5問を解答する、という形式でした。
・午後問題内容
✓問1:情報セキュリティ問題
✓問2~5:選択問題(2問選択)
✓問6:データ構造及びアルゴリズム問題
✓問7~11:プログラミング問題(1問選択)
制限時間:150分
・午後問題配点率
✓問1:20%
✓問2~5:各15%(=30%)
✓問6:25%
✓問7~11:25%
合格基準:合計60%以上解答出来る事
■勉強方法
上記の配点率の様に、問6、及び問7からのプログラミング問題の配点率が高い為、
その部分で得点を稼げる様に、対策をしました。
✓試験2ヶ月前:
データ構造及びアルゴリズム問題、プログラミング問題(私は「Java」を選択)の過去問を中心に解答
問題の内容を図や一覧に表す等し、問題の内容を整理出来る様に対策をした
✓試験1ヶ月前:
本番の試験を想定し、制限時間を設け、模擬試験を繰り返し実施
解答出来ていなかった部分、及び他の選択肢が誤りとなる理由を含めて、勉強
勉強して思った事は、
午前問題の延長線上に午後問題があるので、午前問題を熟知した上で午後問題を勉強すると、理解度が高く効率良く吸収できました。
#受験日当日
私は試験センターで受験を選択し、当日は指定した試験センターで受験しました。
予約した時間に試験センターで向かい、受付を済ました後に受験部屋に案内され、
入室前に、手持ちの荷物をロッカーに預ける必要があります。
※財布、携帯も持込厳禁なので、カバンを持参する事をお勧めします。
またメモ用として、ペンが用紙が支給されるので、筆記用具の持参は不要でした。
#受験をして感じた事
過去問題を解いて対策をしていたのですが、問の中にある小問題の数は過去問題と同じ印象でした。
問の数が変化し、配点率が変化したのみで、過去問題を解くだけでも十分な対策になりました。
#最後に・・・
受験方式が変わり、慣れない部分もあるかもしれませんが、
過去問題を解き、用語の意味をとらえられる様になると、十分解答が出来ます。
また独学で合格が難しいと考える場合は、「午前免除」を利用もおすすめします。
「午前免除」を受ける場合、セミナー受講が必要になり、その分費用も掛かりますが、
情報系の授業は受けた事はないが、絶対に合格したい、と思う人にはおすすめです。
下記に私が「午前免除」を受けるにあたり利用した環境のURLを記載しますので、ご参照までに。