概要
homebrewを使ってPHPのバージョンアップグレードを行います。
php7.2系 → php7.3系
##homebrewのインストール
Homebrewのインストールがまだの方は、以下の記事を参考に導入をおこなってください。
##手順
現在のバージョンを確認します。
$ php -v
PHP 7.2.30 (cli) (built: Apr 23 2020 01:23:39) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.2.30, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
現在バージョンはPHP 7.2.30であることが確認できました。
続いてbrew search
コマンドでインストール可能なPHPのバージョンを確認します。
$ brew search php@7
==> Formulae
php@7.2 ✔ php@7.3 php@7.4
現在インストールされているバージョンの横にチェックマークがついています。
brew install
コマンドでphp@7.3をインストールしましょう。
brew install php@7.3
これでphp@7.3をインストールすることができました。
続いてPATHを通す作業をします。
さきほどのインストール実行文の中に、PATHをまだ通してなかったら以下のコマンドを実行してくださいと書いてあります。
If you need to have php@7.3 first in your PATH run:
echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
これをこのままコピー&ペーストして実行します。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/openldap/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
こちらも実行文の中に書かれているのですが、
PHP を自動起動するよう設定をしてから再起動すればphp@7.3になるとのことです。
To have launchd start php@7.3 now and restart at login:
brew services start php@7.3
Or, if you don't want/need a background service you can just run:
php-fpm
以下のコマンドを実行します。
$ brew services start php
実行後、ターミナルアプリを開き直して $ php -v
でバージョンを確認
$ php -v
PHP 7.3.17 (cli) (built: Apr 29 2020 17:27:16) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.17, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.3.17, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
無事 php@7.2系 から php@7.3系 にバージョンアップすることができました。
以上でhomebrewを使ってPHPのバージョンアップグレードは終了です。
お疲れ様でした。