概要
laravelではMySQL 5.6+、PostgreSQL 9.4+、SQLite 3.8.8+、SQLServer 2017+の使用環境が標準で用意されています。
そのため、どのデータベースを使用するかを設定するだけで、そのデータベースが使用できるようになります。
ここではSQLiteを使用する例を作成します。
DB利用の準備
データベースの設定は\config\database.php
による設定と.env
による環境変数を編集して使用できるようにしていきます。
作業が完了してもエラーが出る場合は、サーバーを再起動したら使用できることが度々ありました。
設定の編集
'default' => env('DB_CONNECTION', 'mysql'),
のmysqlをsqluteへ編集します。
ここで使用するデータベースを指定します。
database.php
return[
'default' => env('DB_CONNECTION', 'mysql'), //使用するデータベース
'connections' => [
'sqlite' => [SQLiteの設定],
'mysql' => [MySqlの設定],
'pgsql' => [PostgreSQLの設定],
'sqlsrv' => [SQL Serverの設定],
],
// 中略
]
使用するデータベースの指定
'default' => env('DB_CONNECTION', 'mysql'),
で使用するデータベースを指定しています。
ここをsqliteと編集します。
database.php
return[
'default' => env('DB_CONNECTION', 'mysql'), // ここの'mysql'を使用するSQLに変更
]
環境変数の編集
SQLiteを使用する場合DB_CONNECTION
をmysqlからsqliteへ編集します。
また、DB_○○の項目はSQLiteには不要な設定なため削除します。
DB_CONNECTION=mysql
// 以下を削除
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=