「品切れ厳禁!」を目指して、発注自店で入荷時の降雨情報をキャッチ。
LINE Bot を使って情報収集。これで少し安心です
商品の入荷量を設定する時には、あれこれ考えちゃいますよね。
データを確認して、いろいろ思いを巡らせるわけです。それは、「品切れ」がないようにして、折角お買い物に来た「お客さん」にちゃんと商品を提供するためです
使用したツール
1.LINE Bot
2.Make
3.天気予報 API(livedoor 天気互換)
「今日」ではなく「明日」「明後日」の降水確率に目を付けました。
なぜなら、商品の入荷は「今でしょ」ではないからです。つまり、入荷時点の天候によって、お客さんの来店数が変わり、商品の売れ行きが増減することってことです。だから、入荷数を設定するときには、入荷時点の天候が大事なのです。
意外といらない情報もある
ネットなどで詳細な情報を確認することも有益ですが、情報量の多い場合がほとんど。だって、発注のために作られているわけでないからです。しかたないですよね。
情報をカスタマイズ
なので、欲しい情報をMake
を使って、LINEbot
に設定し、「明日」「明後日」の降水確率をピンポイントにリプライするように設定しました。
Make
と LINE Bot
でAPI連携し、情報収集にトライしました。
作成のプロセス
1.LINE DevlopersからLINE Botの設定
2.Makeを使って、リプライ機能を設定
3.APIから気象情報を収集し
4.JSONで表記設定
気象情報APIには情報が沢山
全てのデータを取集すると、たっぷりあってお腹いっぱいになってしまいます
データリスト
date 2024-04-22
dateLabel 今日
telop 曇り
detailCollection
weather くもり 所により 雨
wind 東の風 やや強く 伊豆南 では 北東の風 強く
wave 2.5メートル 後 2メートル
temperatureCollection
minCollection
celsius empty
fahrenheit empty
maxCollection
celsius empty
fahrenheit empty
chanceOfRainCollection
T00_06 --%
T06_12 --%
T12_18 --%
T18_24 20%
imageCollection
title 曇り
url https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/img/200.svg
width 80
height 60
欲しい情報は、降水確率(chanceOfRainCollection
)。しかもピーク時間(16時前後)です。
APIの情報から、「明日」「明後日」の降水確率を選択するようにしました
Forcast
を開くと、1.2.3.の数字を発見
その中は
1. 1番は「今日」のデータリスト
2. 2番は「明日」のデータリスト
3. 3番は「明後日」のデータリスト
が列挙されていました。
その中から、必要な情報をピックアップ。
「明日」「明後日」の12時~18時の降水確率を抜き出すことに成功!情報の簡素化を達成することが出来ました。
ここで問題発生。「いちいち拠点コードを入力するのは面倒」
しかも拠点コードを調べるのって結構大変でした。
なので、LINE Bot
にリッチメニュー
を設定し、あらかじめ3箇所の拠点コードを登録することにより、ボタンで簡単に呼び出すことにしました。
LINE Official Account Managerから設定することができます。
これでLINE Bot画面の設定完了です。
稼働の状況はコチラです。
更なる進化に向けて
もっと使い勝手を良くするためには、いくつかの改善を加える必要があります。
1. 拠点データの細分化
・選択したAPIからは、限られた地点のみの情報だったため、市町村への落とし込みが足りない
2.天気のアイコンサイズの調整
・画面のサイズに対して、アイコンが大きいのでサイズ調整が出来れば見やすくなる
製作中に考えてしまいました
わたしの趣味は、サッカー観戦です。毎回、スタジアムへ行く時、気になるのが「雨」です。屋根のあるスタジアムばかりではないので、「2~3日前に降水確率が分かれば、支度に余裕をもってできるな。」と考えてしまいました。発注用に考えてみましたが、わたしに趣味用にもカスタマイズできるワクワク感の持ってしまいました
「JITリサイクルインクスタジアム」(甲府市)