Rustで扱う数値には、大きく分けて
「符号あり整数」「符号なし整数」「浮動小数点数」
があります。
符号あり整数型
型 | 説明 |
---|---|
i8 | 8ビット整数 (-128 ~ 127) |
i16 | 16ビット整数 (-32768 ~ 32767) |
i32 | 32ビット整数 (-2147483648 ~ 2147483647) |
i64 | 64ビット整数 (-9223372036854775808 ~ 9223372036854775807) |
i128 | 128ビット整数 (- 2^127 ~ 2^127 -1) |
isize | ポインタと同じサイズの整数 (64bit環境ならi64と同じ) |
符号なし整数型
型 | 説明 |
---|---|
u8 | 8ビット符号なし整数 (0 ~ 255) |
u16 | 16ビット符号なし整数 (0 ~ 65535) |
u32 | 32ビット符号なし整数 (0 ~ 4294967295) |
u64 | 64ビット符号なし整数 (0 ~ 18446744073709551615) |
u128 | 128ビット符号なし整数 (0 ~ 2^128 -1) |
usize | ポインタと同じサイズの符号なし整数 (64bit環境ならu64と同じ) |
浮動小数点数
型 | 説明 |
---|---|
f32 | 32ビット浮動小数点数 |
f64 | 64ビット浮動小数点数 |
とりあえず適当なの使おうかな......の時は
Q. 迷ったらどれを使うべきか?
A. 整数型ならi32, 浮動小数点数ならf64.
整数型の基準はi32型です: 64ビットシステム上でも、 この型が普通最速になります。
基準型はf64です。 なぜなら、現代のCPUでは、f32とほぼ同スピードにもかかわらず、より精度が高くなるからです。
The Rust Programming Language 日本語版 より引用
https://doc.rust-jp.rs/book-ja/ch03-02-data-types.html