Sublime Text 2 用のプラグイン「sublime-cakephp-find」の使い方を簡単にご説明します。
これは CakePHP で作業中にファイルを検索できたり移動が楽になるプラグインです。
- ダウンロード
https://github.com/gold1/sublime-cakephp-find/archive/master.zip インストール方法はこちら。
https://github.com/gold1/sublime-cakephp-find/wiki/Wiki-日本語準備
ダウンロードした Zip を解凍して、「Packages」フォルダの下に置いてください。
その後エディタを再起動してください。
Sublime Text 2\Packages\sublime-cakephp-find
CakePHP の最新版のバージョン 2.4.0 で説明していきます。(2013/08/31)
https://github.com/cakephp/cakephp/archive/2.4.0.zip
検索
cakephp の Zip を解凍したら、その中にコントローラとビューを作成してください。
<?php
App::uses('Controller', 'Controller');
class SamplesController extends Controller {
public $helpers = array("Form");
public function index() {
}
}
Samples / index.ctp
SamplesController の3行目 App::uses('Controller', 'Controller');
の上にマウスカーソルを置いて、 Ctrl + Shift + c
, f
を続けて順番に押してください。
すると、 lib\Cake\Controller\Controller.php
のファイルが開きます。
Ctrl + Shift + c
, f
のコマンドは、マウスカーソルが置いてあるコードを読み取って該当するクラスを検索します。
次に、SamplesController の6行目 public $helpers = array("Form");
の "Form" の上にマウスカーソルを置いて、 Ctrl + Shift + c
, f
を続けて順番に押してください。
今度は、 lib\Cake\View\Helper\FormHelper.php
のファイルが開きます。
Helper の文字が省略されていても、自動的にクラス名を補完して検索します。
このようにコードを読み取ってファイルを開くことができます。
移動
SamplesController の7行目 public function index() {
の上にマウスカーソルを置いて、 Ctrl + Shift + c
, v
(f ではない)を続けて順番に押してください。
対応するビュー app\View\Samples\index.ctp
のファイルが開きます。
その場で Ctrl + Shift + c
, c
(f ではない)を順に押すと、元のコントローラ app\Controller\SamplesController.php
のファイルに移動します。
c, v, m のコマンドがそれぞれ Controller, View, Model に対応しています。
フォルダ移動
マウスを使わずにキーボードだけでフォルダを移動できます。
Ctrl + Shift + c
, Ctrl + c
を順に押すと、エディタの上部にパネルが開いてコントローラの一覧が表示されます。
ファイル名を選択すると開きます。
一番上の ../
を選択すると、一つ上の階層に移動します。
コントローラ以外のフォルダへのショートカットキーは、Wiki に記載されています。
https://github.com/gold1/sublime-cakephp-find/wiki/Wiki-日本語
補足
- 検索機能は Cake のコアの部分のソースを読むときや、他の人のコードを読んで関数を調べたいときなどに役立つと思います。
- Emacs の CakePHP 用プラグイン
emacs-cake2
のソースを移植してそれを拡張して作成しています。