はじめに
最近、自分のWindowsでのPython開発環境をリニューアルしたのでそのときの手順をメモしておく。
Pythonのインストールからプロジェクトを作るまでをまとめました。
OSはWindows10です。多分7や8でも問題ないはず。
※(2018/4/15追記)
MacOS10.13.3でもほぼ同じような感じで環境構築できました。
※(2018/7/5追記)
ここでの「初心者にとってベスト」とは、pyenvとかコンテナとかでバージョン管理すのは考えないということを意味します。つまり、単にPythonの文法や面白さを学ぶにあたってそこらへんで躓いたり苦手意識が付くのが勿体無い気がするので、そこは飛ばしていますということになります。
Anacondaインストール
Anacondaとは、Python自体の他にSciPyやNumPyなどのデータサイエンス系の必要パッケージもまとめられたパッケージのこと。
Pythonを始める人はそういうモチベーションの人が多いと思うし、今はその気持ちが無くても、あとからデータサイエンスやりたいってなったときに、Windowsの場合は後から追加するのが結構だるいらしいので、最初のタイミングでいれてしまう方がいい。(少し容量が増えますが)
以下公式サイトからAnacondaをダウンロードする。自分の場合は64bitなので、64bitを選択。今からPythonを始める場合は3系を推奨。
https://www.anaconda.com/download/#windows
ダウンロードが完了したら、インストーラを起動する。
基本的にNextやAcceptなどを選択して進んでいけばOKだが、以下の環境変数の設定に関するチェックボックスはつけておこう。
Pycharmインストール
PycharmとはPythonの統合開発環境(IDE)であり、OS限らずPython開発でIDE使うなら実質ほぼこれ一択的な存在。
以下公式サイトからコミュニティ版Pycharm(無料)をダウンロードする。
https://www.jetbrains.com/pycharm/download/#section=windows
ダウンロードが完了したら、インストーラを起動する。
こちらも基本的にNextボタンをポチポチしておけばOKだが、以下のチェックボックスにチェックすることをお勧めする。
Pycharm起動してプロジェクト作るまで
インストール完了したPycharmを起動すると、UIをIntelliJかDarculaで選択できる。(後で変更可)要は白か黒。なんか、黒がかっこいいので黒を選択。
"Create New Project"ボタンを押下し、プロジェクトを作成する。
プロジェクト情報を埋めていく。
プロジェクト名は今回は"sample"とする。
"Project interpreter:New Virtualenv environment"の項目を開き、"Base Interpreter"がさきほどインストールしたAnacondaになっていることを確認できたら成功。
"Create"ボタンを押下し、プロジェクトの作成が完了。
後はディレクトリやファイルなどを作ってPythonプログラミングの世界の始まりである。
(参考)Pycharmを使いやすくする初期設定
以下サイトが分かりやすくてちょうどよい情報量でした。
http://akiyoko.hatenablog.jp/entry/2017/03/10/082912