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UMLフローチャート機能でAWSの構成図を書いてみる

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はじめに

30名まで無料で利用できるエンタープライズ向け社内Wikiツール『ONES Wiki』には、便利なUMLフローチャート機能があります。無料でここまで使えてよいのか?とも思ってしまいますが、最近よく利用しています。
理由は、他社のAWSエンジニアが、かっこいいAWS構成図を提示してきたからです。自分たちの部門では、昔ながらのExcel方眼紙によるシステム構成図だったり、Microsoft PowerPointの図を使った構成図だったりして、構成図だけでも差を感じてしまいました。

こんな構成図は、もうやめたい・・・
スクリーンショット 2025-02-11 10.37.45.png

ONES Wikiを利用してから、開発エンジニアはER図を書いたり、複数のエンジニアが話し合いながらフローチャートを書いたりしています。インフラエンジニアはAWSやAzureの構成図、サーバーのラックマウント構成図などを書いてチームに共有しています。

こんな使い方ができるONES WikiのUMLフローチャート機能をご紹介します。

事前準備:ONESアカウントを作成する

まず、ONES製品の無料アカウントを作成します。

スペースを作成する

Wikiページの作成や登録をするためのスペースを作成します。
「ナレッジベース管理」-「スペース」-「+スペースの作成」をクリックしてください。

スペース情報を入力してください。

スペース名(必須):スペース名を入力してください。
カテゴリ(任意):特に指定しなくてもよいですが、本格的に使う場合は設定したほうがよいです。
説明(任意) :スペースの説明を入力してください。
内部共有の有効化:他メンバーとの共有。共同編集などをしたい場合はONにしてください。

OKボタンをクリックすると以下のような画面となります。

ページを作成する

1.白紙のページを作成します
ONES Wikiのページを作成します。
スペースの左メニューの+ボタンをクリックして「Wikiページ」を選択してください。

そうすると以下のような「白紙のページ」が作成されます。

各領域はこんな感じです。

UMLフローチャートのコンポーネント

ページの本文の部分にUMLフローチャートのコンポーネントを追加してください。
追加方法は、以下の方法があります。
ツールバーから追加する
下図の赤枠のツールバーが表示されていなければ、矢印の部分をクリックしてツールバーを表示させてください。


  1. ツールバーの「挿入」からUMLフローチャートを追加する
  2. スラッシュコマンドで追加する [ / ]
  3. スラッシュコマンド+コードで追加する [ /uml ]
    コンポーネントの追加.png

そうすると、以下のような画面が表示されます。
スクリーンショット 2025-02-11 11.13.00.png

これで構成図を作成する準備が整いました。

AWS構成図を書いてみます

AWSのステンシルを選択
左下の「その他の図形」をクリックして、ステンシルを表示させてください。
「AWS19」を選択して「適用」をクリックしてください。
ステンシル表示.png

左のステンシル一覧にAWSが表示されますので、ドラッグ&ドロップして構成図などを作成してください。
図を作成.png

ステンシルは54個もある
ONES Wikiのステンシルは、54個(2025年2月時点)も利用できます。
ステンシル.png

ステンシルは検索しても使えます。

左上の検索バーに検索キーワードを入力するとステンシルが表示されます。
ステンシルの検索.png


AWSだけでなく、AzureやGCP(Google Cloud Platform)などの構成図も作成できます。
物理サーバーに至っては、HPE DL360やDL380などのサーバー、DellやIBM、Oracleなど数多くの物理サーバーのステンシルが利用できます。
物理サーバー.png


作図をページに保存する

作図が完了したら右上の「保存して閉じる」をクリックするとWikiページに画像が表示されます。

Wikiページに作成した作図が表示されます。

スクリーンショット 2025-02-11 12.09.39.png

作図を編集する

保存した作図を編集する場合は、作図を選択して上部にある「編集」をクリックしてください。

作図を画像としてダウンロードする

作成した作図は、画像としてダウンロードできます。


おわりに

ONES Wikiは、半永続的に30名まで無料利用できるエンタープライズ向けの社内wikiツールです。エンジニア向けの機能が多数提供されながら、ストレージ無制限、監査ログ一年間など、エンタープライズ向けのセキュリティ要件を無料プランでありながら満たしています。

もしデータを移行したい場合は

  • Markdown対応のwikiから移行の場合
    Markdownファイルから一括インポートできます。
  • Atlassian社のConfluence Cloudから移行の場合
    Confluenceバックアップファイル(xmlバックアップ)から一括インポートできます。
  • Microsoft Wordからインポート
    Microsoft Wordファイルから一括インポートできます。

本当に楽しいWikiツールですが、とりあえず構成図などの作図を作成するだけの利用でもよいかもしれません。

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