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VineLinuxで簡単LAMP環境構築

Last updated at Posted at 2013-05-25

VineLinuxで簡単LAMP環境構築

VineLinux

なぜ、VineLinux?

開発ディストリビュータが日本のため、パッケージをインストールすればデフォルトで日本語最適化がほどこされています。設定ファイルをとくにいじらなくても動作に問題ないなどのメリットがあります。UTF-8がデフォだったと思います。Ubuntu ServerやCentなどではMySQLあたりの言語設定をしなくてはいけないので文字化けが発生する場合があります。当方数年前にやったことなので現在は不明ですが、基本海外のディストリビューションだと、細かな箇所がローカライズされておらず、構築した後から、修正箇所をググったりします。その点、Vineはローカライズを細かい箇所までチューニングされているため大変便利です。また、パッケージ管理にapt-rpmに対応しているため、依存関係で躓くことがありません。動作リソースも少なく、Ubuntuほどかかりません。しかも、RPM系のCentの知識が役に立つというメリットがあります。なにより検索した際の情報量が多いので初めてサーバーを構築しやすい点があげられます。更新もUbuntuなどにくらべ頻繁でないのでバージョンの差異を感じず構築できます。

インストールコマンドは、


# apt-get install php5 php5-apache2 php5-pear MySQL-server MySQL-client
# /sbin/update-alternatives --config apache2

# chkconfig apache2 on
# chkconfig mysql on

apt-get update を最初にしておきます。
続いてLAMPをインストール。
続いて、apache2 MPM の設定コマンド(/sbin/update-alternatives --config apache2)で

  • 2 /usr/sbin/apache2.prefork

を設定してworkerからpreforkに変更してください。
これをしないと環境によってはPHPが動作しないようです。
またchkconfigで各サービスに登録してサーバー立ち上げ時に自動で起動するようにします。

日本語ディレクトリの変更

SSHなどでログインすると日本語が文字化け、かつcdでの遷移が面倒なのでプリセットされている日本語ディレクトリを以下のコマンドで英語表記に切り替えます。


$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
# LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

おわり

初期設定ではUTF-8に設定されているため、文字コードを変更したい場合などはそのつど設定ファイルを書き換えてください。PHP、MySQL、Apacheなどの文字コードが統一されてないと化けるのでこの点の手間だけでも踏まえると最初からローカライズされているVineLinuxはとても使いやすいと思います。

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