eclipse 環境構築メモ(プロクシ設定編)
はじめに
PHPでのプログラミングとして、いつもはテキストエディタか規模が大きくなると、NetBeanseをつかっていました。eclipseのPHP版など使いたくなかったのですが、eclipseができて、NetBeanseができないことがあります。それは、ひとつのプロジェクトのなかで文字コードが混在する場合、eclipseだとファイル単位で文字コードを指定することができることです。NetBeanseはプロジェクト単位で文字コードを統一しないといけません。使い勝手や起動の速さなど個人的にはNetBeanseが好きなんですが、改修という業務で使う場合、文字コードが混在することはよくあります。現場によっては、メジャーなフリーソフトしか使ってはダメというところがあるので、eclipseを選択しました。
現職ではプロクシをつかっているため、eclipseにも適用させないといけません。
そのときのメモなど。上から順に試していって、つながったら以降はしなくてOKです。
実施環境
■MergeDoc Project: Eclipse
http://mergedoc.sourceforge.jp/
Eclipse 4.3 Kepler PHP ver.
Standard
■XAMPP
http://www.apachefriends.org/jp/index.html
環境変数など設定するのが面倒なので個別インストールが良し
eclipse側設定
[ウィンドウ] -> [設定] -> [一般] -> [ネットワーク接続]
「Active」を「Manual」に変更し、「HTTP」および「HTTPS」の設定を行えばOK。
なお、プロキシ側にsocksの設定が無い場合、下手に「SOCKS」を設定してしまうと接続できなくなるので注意。
プロキシが HTTP/HTTPS にしか対応していない場合でも、SOCKS のところにプロキシ設定が入力されていると、Galileo以降 はそちらを使おうとしてしまい、接続できなくなることがある。解決するには、SOCKS の行を選択して、右側の Clear ボタンを押す (もちろんその後 Apply を押すのも忘れずに)
設定を直接書き換える(それでもつながらない場合)
[ウィンドウ] -> [設定] -> [一般] -> [ネットワーク接続]
この設定が書き込まれるファイルは以下のため直接書き換える。
eclipse -clean で起動。
eclipse.preferences.version=1
nonProxiedHosts=
org.eclipse.core.net.hasMigrated=true
proxiesEnabled=true
proxyData/HTTP/hasAuth=true
proxyData/HTTP/host=<PROXYSERVER>
proxyData/HTTP/port=<PORT>
proxyData/HTTPS/hasAuth=true
proxyData/HTTPS/host=<PROXYSERVER>
proxyData/HTTPS/port=<PORT>
systemProxiesEnabled=false
NTLMv2 を使用している環境でプロキシ認証に失敗する現象(それでもつながらない場合)
eclipse.ini に起動オプション を末尾に追記する。
Eclipse 起動時のシステムプロパティに以下を指定する。
1 行目は HttpClient を使わないようにする設定。
2 行目以降はプロキシの設定なので、自分の環境に合わせて書き換える必要がある。
パスワードを書かなければいけないので、やや危険。
NTLMv2 と BASIC 認証の両方をサポートしているプロキシの場合、HttpClient を有効にしたままでも、ユーザ名を「mydomain\myusername」の形式で入力すると通ることがある。通常はユーザ名のみでOK。
eclipse -clean で起動。
-Dorg.eclipse.ecf.provider.filetransfer.excludeContributors=org.eclipse.ecf.provider.filetransfer.httpclient
-Dhttp.proxyPort=8080
-Dhttp.proxyHost=myproxy
-Dhttp.proxyUser=mydomain\myusername
-Dhttp.proxyPassword=mypassword
-Dhttp.nonProxyHosts=localhost|127.0.0.1
他バージョン管理でプロキシ設定が残っている現象(それでもつながらない場合)
.eclipse\org.eclipse.equinox.security\secure_storage をリネーム
eclipse -clean で起動。
SVN とか Maven とか git とかの proxy設定は、それぞれ別の設定ファイルがあるからそっちで設定。
参考資料
まとめ
Android開発でeclipseを使っていたのでそれほど操作に違和感はないけど、できればNetBeanseが好き。
NetBeanseいいよ、NetBeanse・・・