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プログラミング初学者にUdemyをおすすめする3つの理由

Last updated at Posted at 2021-01-27

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画像提供:Photo AC

プログラミングを始めて1年ほど経過した僕(38)が、自分の経験をもとに、これからプログラミングを始めようと考えている方やプログラミングを学習中の方にUdemyの学習コンテンツをおすすめしたい理由について書きたいと思います。

もくじ

  1. 初学者の教材として大事な3つの条件
  2. Udemyのコースをおすすめする理由
  3. Udemyのコースを効果的に利用する方法
  4. Udemyの個人的おすすめコース

1. 初学者の教材として大事な3つの条件

初学者が何かをしっかり学習しようと思ったら、その教材として大事な要素は以下の3つではないかと僕は考えています。

  1. 説明が丁寧
  2. 視覚的にわかりやすい
  3. 体系的にまとまっている

ありがたいことに、今の時代、書籍やブログ、YouTubeに、もちろんQiitaなど、様々な学習用のリソースがネット上で手に入ります。ただ、意外と上の3つの条件を完全に満たしてくれる教材は見つかりにくいものです。

書籍を買っても用語が多すぎたり、画像が最新のものではなかったり。はたまたYouTubeの動画を漁っても、レベルが高すぎたり、どれから見ていいのかわからなくなったり。ググってヒットしたブログやnoteの記事を手当たり次第に見ても、ちょうど知りたいことを見つけるのに時間がかかりすぎたり。。。せっかくモチベーション高く何かを始めようとしていても、良い教材に出会えなければ、学習の途中で挫折してしまう可能性も高くなってしまいます。

そんな中、上の3つの条件が全て当てはまったのが、Udemyで受講したプログラミングのコースでした。コース内のコンテンツは全て動画です。

★Udemyとは★
Udemyとは、簡単に説明すると、世界最大規模のオンライン学習プラットフォームです。Udemyのサイトへアクセスすると、そこにはプログラミングやデザイン、マーケティングなどなど、あらゆるジャンルの学習コースが用意されています。そして、気に入ったコースを購入して、Udemyのサイト上、もしくはタブレットやスマホのアプリ上で受講開始となります。受講期限などありませんので、自分のペースで学習を進められます。

2. Udemyのコースをおすすめする理由

Udemyには世界中の講師たちが作成した数え切れないほどのコースが存在します。それだけのコースがあれば、もちろんクオリティの差もあるとは思います。ただ、世界規模のサービスなので、受講者の数もかなり多く、人気コースに対する受講者のレビューは相当信頼できます。ですので、とにかく評価数が多く、評価も高いコースを受講すれば、ほぼ間違いありません。しかも、自動的に人気のあるコースからおすすめしてくれますし、自分の購入したコースや欲しいものリストに登録したコースが増えれば増えるほど、そのおすすめの精度も向上してくるので、良いコースを探す手間もさほどかかりません。

では、具体的にUdemyのコースがさっきの「初学者の教材として大事な3つの条件」を本当に満たしているのか確認していきます。

1. 説明が丁寧

Udemyの初心者向けのコースはやさしく丁寧に説明してくれているものが多いです。これは動画のターゲットを明確にして、レベル感の設定をきっちりしてくれているからだと思います。

そもそも、Udemyには相対的に初心者向けのコースが多く存在します。理由としては、学習意欲の高い利用者にはそもそも初心者層が多いので、利益を考えると、講師側もそこをターゲットにコースを制作する場合が多いのではないかと思います。そうなると、次に初心者の利用者からの評価を上げるために、講師側としてもとにかく初心者のレベルに合わせて、わかりやすい動画を制作する必要があります。でないと、低評価を複数もらってしまうと、そのコースは利用者にはおすすめされにくくなり、利益が見込めなくなるからです。

このような背景から、初心者向けを謳っているコースは、たいてい丁寧でわかりやすい説明をしてくれています。順を追って説明してくれるので、急に知らない用語が出てきたり、コースでまだやっていない知識を求められたりすることはほぼありません。説明が意味不明すぎて挫折することはかなり少ないと思います。

これが例えばYouTubeだと、老若男女、あらゆる人が試聴しますし、動画の見る順番を指定することも難しいので、どうしてもレベル感を中程度に設定されがちです。しかし、それだと知らない用語が急に出てきたり、前提知識ありきの動画になっていたりで、本当の初心者にとっては難しすぎるのです。

僕はこれまでに20コースを購入していますが、評価が高く、人気のあるコースはクオリティが非常に高く、めちゃくちゃわかりやすくできているので、毎回感心してしまいます。一方、いくつか興味本位でマニアックなコースを購入したこともありますが、実際に受講してみると、講師が自分本位に制作しているような印象をかなり受けました。Udemyのコースをおすすめするといってもそれは高評価のコースに限ります。評価と評価者の数はよく見ておく必要はありますね。

2. 視覚的にわかりやすい

なんといっても、動画で学習するメリットといえば、視覚的にわかりやすいことだと思います。特にプログラミングは、実際にコーディングしている様子を見ながら学習できるので、書籍のスクリーンショット(静止画)を見るより100倍わかりやすいです。好きなところで一時停止できるし、前に学習したことを忘れてもすぐに戻れます。Udemyの動画なら、動画のタイムライン上にメモを残せるので、さらに後から復習しやすくなっています。

人気コースの中には、実践的なコーディングの前に、座学的な概念の説明をするスライドショーを交えてくれているものもあります。プログラミングの大事な概念をわかりやすいスライドショーで説明してくれるのです。そこでまず知識をインプットした後に、コーディングのデモを見て、その後にコーディングの実践、そして最後に答え合わせ、という感じで、スキル習得を効率的に行うためのインプットとアプトプットを繰り返して学習させてくれるのです。効率的なスキル習得にとても配慮されていて、教えるプロが制作しているんだなあというのを実感させられます。

また、講師がコーディング中にエラーが発生してしまい、「あれ?なんで?」となった後に、エラーを解消する場面なんかも動画に含めてくれていることがあります。初学者にとって、こういうのは書籍にはないリアルで価値のある学習体験になっていると思います。

3. 体系的にまとまっている

Udemyのコースは、多いものだと200本以上の動画コンテンツを10本前後にセクションで区切って構成され他ものが多いのではないかと思います。1つの動画の長さは大体10分前後です。

初心者を対象にしている人気のコースだと、本当に初歩の初歩から徐々に難易度が上がっていくようにできていて、何かができるようになったら、次にその理解を活かしてさらに次のステップに進めるように作られています。ですので、最初から順番にやってさえいれば、自然と必要な知識と技術が身につくようになっています。

闇雲にネット上の個人ブログやNoteなどの細切れの情報から、必要な情報を探し当てて学習を進めていくより、よっぽど効率的に基礎を習得できます。ブログやNote、Qiitaの記事を利用するのは、実際に自分でオリジナルのアプリやサービスを制作してみる段階に入ってからで良いと思います。

とは言うものの、必ず最初から順番に受講する必要もありません。また、全ての動画を視聴しなければならないと言うこともありません。受講の仕方は完全に購入者の自由なのです。例えば、人気コースの中には、初心者から中上級者までを対象にしたコースもあります。そのようなコースの場合、自分のスキルにあったセクションから開始すれば良く、かつ不要なセクションはスルーすれば良いだけなのです。

プログラミングスクール(オンライン含む)でも体系的にまとまっているから、そちらの方が良いんじゃないか、というご意見もあるかもしれません。では、スクールとUdemy、ちょっと比較してみましょう。

まずスクールに通うとなると、まとまった費用がかかることが多いようです。数ヶ月で10万円前後でしょうか。Udemyは、1コース1500円前後で購入可能です(セール時)。専門書を1冊買うよりも安いです。実は、Udemyでは、通常は2万円以上するコースがほとんどなのですが、頻繁に90%OFFなどのセールを実施しています。そのタイミングで購入しない手はありません。セールの頻度ですが、僕の場合、前回購入したコースがまだ途中の段階で何度かセールのお知らせメールが届くくらいなので、事前に受講したいコースを欲しいものリストに登録しておいて(❤︎アイコンをクリック)、タイミングの良い時に購入するのがおすすめです。

時間の使い方の面ではどうでしょうか。スクールで集合教育の手法を取られている場合は、受講する日や時間が決められており、融通が効きません。働きながらとなるとなかなか難しい人も多いはずです。しかも、このコロナ禍で、他の人と一つの場所に集まるのは気が引けます。その点Udemyなら、いつでも好きな時に好きなだけ受講できますし、タブレットやスマホのアプリもあるので、外出先のカフェなんかでも受講可能です。僕はよく会社帰りにカフェに寄って1時間ほど学習していました。Udemyのアプリなら、自宅のWi-Fiで事前に動画をダウンロードしておけば、後からオフライン環境でも勉強可能です。

学習の速度についてはどうでしょう。スクールの場合は、好きな授業だけ選択するということも難しいでしょう(休んでもいいのですが、金額を考えると勿体無い気持ちになりますね)。集合教育だと、一緒にいるメンバーと足並み揃えて、という感じになりますので、自分のペースではなかなか進められないと思います。Udemyなら、わかっている内容はスルーできますし、反対に、難しく感じた内容は、繰り返し確認ができ、自分のペースで学習ができます。

スクールに通う最大のメリットとしてよく紹介されるのが、すぐに質問ができる環境です。しかし、Udemyも文字でのやりとりですが質問は可能です。人気コースなら回答も迅速かつ丁寧です。テキストなので、質問のやりとりが記録に残りますから、後から見返すことも容易です。



このように、僕がUdemyのまわし者かと思われてしまうくらい、Udemyをおすすめしたくなる理由がたくさんあります。どうしても教材に1円もかけたくないと言う人にはおすすめできませんが、セール価格なら1500円程度で相当なボリュームの知識やスキルが手に入ってしまうわけですから、このコスパ最強の教材を利用しない手はないのではないかと思います。(ハイクオリティの人気コースは制作するのにかなりお金がかかっていると思われますので、みんながセール価格で買ったら赤字にならないかとちょっと心配ですが...)

3. Udemyのコースを効果的に利用する方法

効果的に利用する方法として以下をご紹介したいと思います。

  • 購入前にコースのメタ情報を確認する
  • 購入前にコースのサンプル動画をいくつか確認する
  • 気になるコースは欲しいものリストに登録する
  • Udemyアプリを利用する
  • 毎日最低でも動画1本分は受講する
  • その日の学習が終わったら学習内容をSNSに投稿する
  • セクションが終わるごとにオリジナルのプログラムを作成してみる

では順番に詳しく説明していきます。

購入前にコースのメタ情報を確認する

Udemyのサイトで気になるコースをクリックすると以下のような画面になります。赤枠で囲っているところのいわゆるメタ情報をよく確認しましょう。
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まず、めちゃくちゃ人気があって売れまくっているコースには「ベストセラー」のフラグがついています。これは非常にわかりやすいですし、とても信頼できるコースと言えます。

5段階評価の星印も見ておきましょう。その横に何人の人に評価されたかも記載されているので、評価者が多くて評価も高いコースはより信頼できると言えます。

さらにその横にある数字はこのコースを購入した受講生の数です。これはコースだけ買ってやっていない人も含まれるとは思いますが、世界中でどれだけの人が購入しているかを確認できます。

最終更新日も見ておきましょう。勉強するならできるだけ新しいコースをおすすめします。なぜならIT業界の情報のアップデートは常に発生するからです。僕はいつでも過去1年以内のコースを購入するようにしています。特にプログラミンングのコースであれば、そのコースで使用されているプログラミング言語のバージョンが情報として記載されている場合もあるので、よく見ておいてください。たまに厄介なのは、コースは新しいのに講師がバージョンの古い言語でレクチャーしている場合があることです。ごくたまにですが。

あとは、使用言語です。英語が全くわからないのに講師が英語で喋っているコースを購入するのは無謀というもの。そういう人は、必ず日本語のコースを購入するようにしましょう。日本語のコースも徐々に充実しているようですし、日本語でも各分野で人気のコースはいくつか存在しますのでご安心ください。

ただし、Udemyは世界規模の学習プラットフォームなので、当然英語のコンテンツが多くいのは事実です。英語のコースの方が世界での受講者数が圧倒的に多いので、世界で圧倒的な評価をされているコースは、特にハイクオリティだと言えます。僕は英語が中級程度にはできるので、英語のコースも購入しています。聞き取りが苦手な場合も英語字幕も表示できるので、再生速度の調整も合わせればさほど困ることはありません。特に超人気コースは、第二言語が英語の受講生も多く存在していることをきちんと理解しているので、わかりやすい英語で話してくれているように思います。ですので、個人的には、英語がある程度できる方には、ぜひ英語のコースを受講していただきたいなと思います。

購入前にコースのサンプル動画をいくつか確認する

コースには必ずサンプル動画がいくつか用意されています。冒頭のコース紹介動画だけでなく、実際にレクチャーしてくれている動画も見ておきましょう。ここでいくつかチェックしたいことがあります。
スクリーンショット 2021-01-26 0.33.19.png

●話し方をチェック

まず、人間好みがありますので、話す声の大きさ、滑舌、トーン、スピード、抑揚、口癖など、話し方が自分の好みに合うか確認します。好きな先生の話は頭に入るのに、苦手な先生の話は全然入ってこない、という現象は少なからず学校生活でみなさん体験済みではないかと思いますが、大人になったからといって、そのようなことが起きないとは言い切れません。ちょっと苦手だなと感じる講師の動画を見続けるのは辛いので、事前にチェックしておきましょう。

●画面をチェック

動画の画質が悪くないか、確認しておきましょう。画質が悪いのでは、動画で学習する意味が半減してしまいます。また、プログラミングのコースであれば、コーディング画面の見やすさも確認しておきましょう。配慮してくれている動画なら、プログラミング中の文字サイズを大きくしてくれていたり、色を見やすくしてくれています。コーディング部分だけ拡大してくれている場合もあります。

●説明のわかりやすさをチェック

冒頭のコース紹介動画のサンプルだけでなく、他にもいくつか実際のレクチャー動画サンプルが確認できます。ここで、実際のレクチャーの説明がわかりやすそうかどうか、確認しておきましょう。知らない用語を乱発されてはたまらないと思いますので、わかりやすい言葉を使っているか、例え話などでわかりやすく表現しているか、スライドショーなどで座学的な部分はあるか、デモンストレーションがあるか、実戦のタイミングで動画を止めてくださいという指示があるか、(さらに欲を言えばユーモアはあるか)などなど、説明のわかりやすさをチェックしましょう。

気になるコースは欲しいものリストに登録する

気になるコースは徹底的に欲しいものリストに登録していきましょう。コースのサムネイル画像にカーソルを合わせるとポップアップが出ますので、そこで❤︎マークをクリックするだけです。
スクリーンショット 2021-01-28 0.29.00.png

欲しいものリストに登録しておくと、セール期間に通知メールでそれらがセール対象になっていることが一目でわかります。欲しいものを安いタイミングで購入するためにも登録を強くおすすめします。

Udemyアプリを利用する

実際にコースを購入したら、Udemyアプリをスマホやタブレットにインストールすることをおすすめします。
スクリーンショット 2021-01-28 0.33.35.png

そのメリットは主に以下の2つです。

●オフライン環境でも学習できる

Webサイトではできませんが、アプリなら事前に端末に動画をダウンロードしておけるので、外出先でオフライン環境でも学習することができます。

●サブディスプレイ的に利用できる

これは特にプログラミングをするPCの画面サイズが小さい時に重宝します。PCの画面上に、webブラウザでUdemyサイトを表示し、コーディング用のアプリを起動させ、両方のウインドウを隣り合わせに並べようと思うと、それなりの画面サイズが必要になります。

画面サイズが小さいPCで、やむを得ず、ウインドウを重ねてしまうと、どうしてもアプリの切り替えが煩わしくなってきますし、動画のデモを見ながらリアルタイムにコーディングの行うということが難しくなってしまいます。

ですので、例えばiPadなどのタブレットでUdemyアプリを開いておき、そちらでコースを受講しながら、実際のコーディングはPCの方で行うことにより、タブレットをサブディスプレイとして使用でき、より効率的な学習が可能となります。スマホは少し画面が小さいので個人的にはあまりおすすめしません。

毎日最低でも動画1本分は受講する

人間の脳は基本的にどんどん忘れるようにできています。一週間も空いてしまうと、何を前回どこまでやったかわからなくなります。そして人間の脳は一定間隔あけて同じ学習に触れると、より記憶に定着するようにできています。毎日動画1本分でもいいので受講するようにすれば、前回の学習した内容を完全に忘れてしまう前に記憶を定着させることができます。

ギターの練習を一日サボると一週間サボったのと同じ、とよく言われますが、プログラミングも基本的に同じと考えて良いと思います。

その日の学習が終わったら学習内容をSNSに投稿する

これもさらに記憶を定着させる手法です。読む、聞く、見るなどのインプットするだけだとその内容は定着しません。書く、話す、などのアウトプットをして初めて記憶に定着します。ですので、気軽にアウトプットできるSNSでの投稿をおすすめします。
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画像提供:Photo AC

コースを受講していると、なんとなくわかった気になるものですが、いざ自分の言葉で学習した内容を説明しようとしても、覚えた用語が出てこなかったり、考えがうまくまとまらなかったり、イメージを言語化できなかったりします。そこでしっかり自分の頭を整理して、学習した内容をSNSに投稿することで、より記憶が定着してくれます。もちろん、SNSでなくても、個人のブログでも、友人との会話でもOKです。書くなり喋るなりできればOKです。

セクションが終わるごとにオリジナルのプログラムを作成してみる

一つのコースにはいくつかのセクションが用意されており、セクションごとに学習内容と難易度が変わっていきます。コースの中にもコードを書く場面は多々あると思いますが、習ったことを自分で考えて応用してみると、とても実力がつきます。もちろん、その時何度も受講済みの動画を見返すことにもなると思います。ですが、その試行錯誤こそが最高の学習になるのです。

4. Udemyの個人的おすすめコース

どのプログラミング言語を学んでいるか、学びたいかによって、選ぶべきコースが違ってきますが、個人的におすすめのコースを3つご紹介します。僕がこの1年で学習した言語は主にSwiftとPythonで、投資時間の割合は大体8:2くらいで、Swiftを中心に勉強してきました。必然的にこの2つの言語に関わるコースの紹介になりますが、もし、この記事の読者様が同じ言語を学習される状況であれば、参考になるかと思います。

おすすめその1: SwiftUI 2.0 Apps on iPhone, iPad, Mac, Watch & TV

言語は英語ですので、まずそちらはご注意ください。日本に住んでいたこともあるという親日家のNick先生が明るく元気に教えてくれます。モチベーションを維持しつつ進められます。

内容は、Swiftのライブラリの中でも特にSwiftUIという登場してまだ数年のライブラリの使用方法について教えてくれます。SwiftUIが登場する以前はUIKitというライブラリを使用してアプリのインターフェースやデータフローを作っていましたが、そちらはやや難しい部分があり、最近はSwiftUIの人気が高まっています。また、Appleも今後SwiftUIでのプログラミングをより推奨していくと思割れます。これがまたわかりやすいのです。ですので、これからSwiftを学習するのであれば、UIKitよりSwiftUIを使用したアプリ開発をメインに学習していくのが良いと思います。

Nick先生が、初歩から教えてくださいます。しかも、細かすぎる内容はなく、本当に大事な部分を実演しながら教えてくださいます。途中で動画を止めて実際にやってみましょう、という時間を設けてくれていて、きちんと自分の頭で学習した内容をアウトプットするように構成されているなと感じました。コースの動画のボリュームも大きすぎないので、挫折せずに最後まで受講を完了できるコースになっていると思います。

個人的に、この先生の初心者目線に合わせた熱意のある教え方がとても好きなので、他のコースもいくつか購入しました。

おすすめその2:iOS & Swift - The Complete iOS App Development Bootcamp

こちらもSwiftのコースです。現在最新のiOSは14ですが、僕はiOS13が最新だった頃にこのコースを受講しました。かなりのボリュームですが、全て理解できたならば、相当な実力が着くだろうと思います。このコースはイギリスのApp Breweryという会社が制作していて、もともとは対面でのコーディングブートキャンプのサービスをオンラインコースの形で再構成されているようです。

量、クオリティ、ともに最高のコースです。さらに、講師のAngela先生の話し方が非常に心地良いのです。レビューを見ても世界中から絶賛されているのがよくわかります。コースの構成を見ても、新しい概念は必ずスライドショー形式でわかりやすい例えとともに説明があり、その後、実演、そして受講生のチャレンジへと進んでいく流れを繰り返します。これがインプットとアウトプットの良い循環となって、かなり頭に入ります。

ちなみに、久しぶりに上記URLを覗いてみると、最終更新日が割と最近の日付になっており、コースのメンテナンスもこまめにされていることがわかりました。これは非常に安心できる要素の一つだなと思います。

おすすめその3:現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル

僕は、SwiftよりPythonを先に学習していたのですが、その時にお世話になったコースがこちらです。日本語のPythonのコースでは一番人気の地位を長らく他に譲っていない超人気コースとなります。

講師の酒井先生は、コースのタイトル通り、今も現役でシリコンバレーでSplunkという会社で働かれているそうです。話し方が穏やかで丁寧なので、説明がすっと入ってくる印象です。基礎から応用までプロとして必要な知識も学べる内容となっているので、このコース一本でPythonの学習を広範囲にカバーできるのではないかと思います。

酒井先生はYouTubeや書籍の出版、最近ではVoicyなんかもされており、シリコンバレーのエンジニアとしての情報発信をかなり精力的にされている印象です。他にもいくつかのコースを制作されていますので、このコースをとっかかりに、さらに自分の専門性を見極めて、必要なコースを買い足すのが良いのではないかと思います。

最後に

ということで、Udemyでの学習についてご紹介しました。Udemy、まだまだ日本での知名度は高いとは言えません。しかし、コロナの影響があったり、ワークライフバランスの見直しが問われていたりする昨今、学習することへお金や時間を投資する人はもっと増えるように思います。今後、Udemyがもっと盛り上がるといいなと思います。

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