みなさんこんにちは!
この記事では体調管理について、書いていきます。
記事作成のきっかけ
記事作成のきっかけは、現場の方々と体調について頻繁に話をしていたことから、体調に悩みを持つエンジニアの方が多いのではないかと感じたことです。
そこで、面白かった体調管理に関する本の紹介と数ヶ月実践してみた感想を記事にしようと思いました。
皆さんの健康管理に、少しでも参考になれば幸いです。
書籍紹介
紹介する本は以下です。
- 題名:最高の体調
- 著者:鈴木 祐
この書籍の内容をざっくりまとめると、以下のようなことが書いてます。
- 現代人の生活における不調の主な原因は、文明病である
- 文明病を癒すために、身体に適した生活をしましょう
以下で、もう少し詳細にしていきます。
文明病とは
本書は、進化医学の観点から体調不良の原因を説明しています。
人類の歴史を見ると、誕生から600万年間は狩猟採集生活を営んでおり、農耕生活に移行したのが1~2万年前、産業革命が起きたのが250年前、デジタル化はつい数10年前です。
人類の身体は長い時間を過ごした狩猟採集生活に適したものにできています。一方で、人類の取り巻く環境は産業革命以降に急速に変わってしまいました。
現代人の身体が現代の環境に適応できていないことが体調不良の原因であり、本書ではこれを文明病と呼んでいます。
したがって、文明病を癒すためには、狩猟採集民のままである私達の身体に合わせた生活が大切であると書かれています。
本書では、具体的なアドバイスが複数書かれていますが、ここでは私が実践している運動、睡眠、腸について記載します。
運動
狩猟採集民は毎日獲物を追って移動を続けてきました。1日におよそ1万~2.5万歩の移動が当たり前でした。一方、現代人の多くはデスクワークに従事しています。
狩猟採集民に合わせてもっと運動しようという提案がなされています。
運動の効果は身体的にも良く、ストレス改善にも有効です。
睡眠
狩猟採集民の平均睡眠時間は7~8時間で、太陽の運行とともに入眠・起床をしていました。
それに合わせて、現代人も7~9時間は寝ることが推奨されています。
睡眠は身体の疲労回復に加え、ストレスを軽減する働きがあります。
腸
腸には乳酸菌などの腸内細菌が住んでおり、栄養吸収を助け、細菌などの外敵から守る健康に欠かせない役割を担っています。
腸内細菌は食物繊維を餌として繁殖しますが、現代人の食物繊維摂取量は減少しています。1日の摂取量は、日本人で13〜17g程度ですが、狩猟採集民は42gも摂取していました。
詳しくは省きますが、現在の環境が原因で現代人は腸内細菌の種類も減少しています。
種類も餌も減っている現代人の対策として、種類を増やすために納豆・キムチ・ヨーグルトなどの発酵食品、餌を増やすためにごぼう・きのこ類・りんごなどの水溶性食物繊維を食べることが推奨されています。
実践していること
私は数ヶ月ほど、上記の3つについて生活に取り入れることを実践してきました。
基本的に三日坊主な性格なので、なるべく続けられるように自分なりに工夫をしてきました。
ここでは、具体的な実践内容と続けてみての感想を記載します。
運動
朝起きたら10分ほどジョギングすることを続けています。
工夫として、以下が自分には合っていました。
- 行うタイミングを固定する
- 準備をなくすため、寝起きのまま走る
- 時間を最小限にするため、家の周りを走る
続けてみた感想は、朝走るのはとにかく気持ちがいいです。
ストレス解消に繋がっているのではないかと感じています。
睡眠
7時間以上は寝ることを続けています。
工夫として、以下が自分には合っていました。
- 原則の寝る時間と起きる時間を固定する
- 寝る前は間接照明にする
続けてみた感想は、自分は8時間睡眠の時が体調が良いということです。
6時間程度だと日中すっきりしないと感じます。
腸
発酵食品として納豆と味噌、たまにキムチを食べ、水溶性食物繊維として、もち麦を食べています。
工夫はめんどくさいを防ぐため、調理を最小限にすることです。
納豆、キムチは調理不要で、味噌は出汁入り味噌をお湯に溶かして味噌汁として飲んでいます。もち麦は、お米と一緒に炊けば良いだけで非常に簡単です。
続けてみた感想ですが、効果の実感は特にありません。
自分の知らないところで腸内細菌が活発になっていることを期待しています。
おわりに
本記事では、詳細を省いてますので、興味を持たれた方は書籍を読んでみてはいかがでしょうか。
この記事が皆さんの健康管理において、少しでもお役に立てれば幸いです。