はじめに
認定をぐるっと回って、DOPの3年の有効期限が来てしまいました。
前回は旧バージョンの試験の時で、今は出題傾向も変わってきているのなと思い、少しだけ情報整理をして臨みました。
本格的な試験対策の記事は多くの方が投稿されているかと思いますので、記録として、事前準備と再認定を受けてみて感じたことについて簡単に記載してみたいと思います。
本記事の主な対象者
- AWS認定の他の試験区分は取得済みで、DevOpsエンジニアプロフェッショナルの受験を検討している方
- 取得に向けて有効な学習方法などの情報収集したい方
筆者のAWS認定履歴
|AWS認定 |取得日 |再認定日 |
|---|---|---|---|
|ソリューションアーキテクト - アソシエイト |2018-05-13|(同SAP)|
|デベロッパー - アソシエイト |2018-06-03|(同DOP)|
|SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト | 2018-06-10|(同DOP)|
|ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル |2018-07-29|2021-06-05|
|DevOpsエンジニア - プロフェッショナル |2018-08-26|2021-06-26|
|データアナリティクス専門知識
(ビッグデータ専門知識) |2019-08-25|2020-11-21|
|セキュリティ専門知識 |2019-12-08|-|
|機械学習専門知識 |2020-02-23|-|
|高度なネットワーキング専門知識 |2020-06-20|-|
|データベース専門知識 |2020-07-04|-|
|Alexaスキルビルダー専門知識 |2020-07-24|-|
|クラウドプラクティショナー |2020-07-27|-|
事前準備
下記の無料の公式のトレーニングコースを受講して、出題されるAWSサービスの確認を行いました。広さと深さに例えると、こちらのコースは広さの8割程度をカバーしていたような気がします。
再認定を受けてみて感じたこと
- CodePipline / CodeCommit / CodeBuild / CodeDeploy / CloudFormation の CD/CIのユースケースを問う試験でした。設問文の条件にもっとも当てはまるものを選択すると良さそうです。
- Beanstalk / OpsWorks も、CodePiplineとの比較的な感じで散見されました。実務であまり触っていない場合は、ドキュメントレベルで、できることできないことを整理しておく必要があります。
- トラブルシューティング系は、ELBとASGとライフサイクルフックを絡めた復旧手段も把握しておく必要がありそうです。
- CodeCommit に関連して、AWSが推奨する gitのブランチ戦略も問われていたような気がします(ブランチ切りましょう的な)
- セキュリテイ関連は、AWSのセキュリティのベストプラクティスを問う素直な設問が多かった気がします(Inspector, Config, Trail, Trusted Advisor, etc...)
- Systems Manager に関しては、深いところ(色々機能)まで問われていました。
- 各専門知識の認定区分を一通り学習していると、類題シナジーがあったような気がします。
- 落ち着いて設問を読みましょう。キーワードが隠れている(はず)
- 余談的で、上記の公式トレーニングコースでは、正答率をあげるテクニックも紹介されていました。少し拡大解釈をすると 「手動でCLIコマンド」「cron定期実行」「サードパーティ使用」などの、AWSのベストプラクティスに乗ってこない選択肢は、実現可能そうな内容でも正当になり得る可能性は低そうです(こちらは自己判断で)
おわりに
定期的な知識の棚卸しや、新サービスのキャッチアップという観点で、3年の有効期限は意外と有用かなと思いました。今回新しく得られた知識もそれなりにありました。
今後受験を検討される方の一助になれば幸いです。