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この記事は、DSLアドベントカレンダー15日目の記事になります。
中国からの留学生です。現在29歳で既婚のM2で、2020年卒業の予定です。
散々D進を推した私が、就活にも参加し、So●tbankのNo.1採用を申込、最終面接を行ったあげく、残念な結果になりました。
#就活前
D進→3年無収入で研究専念→4年目卒業できるか→5年目卒業できそう→就職できるか(年収500万あれば良い方?)
   35歳まで収入なし、35歳で500万年収から?そもそも就職できるかどうかも不明で、やや辛い!

就職→3年目→5年目→10年目→??? 
 この不器用の私が40歳に日本企業での出世に自信はありません。。。自分より若く、優秀な人材、沢山いるので、企業の立場から見ると、そこまで優れていない人は採用する必要ない!
 30歳になって、子供も欲しいし、家も欲しいし、車も欲しいし、このままだと人生が終わりだ!
どうせ終わりなので、いろんなことをやっていきたいです。起業することにしました。リスクばっかり考えても意味ないので、やる気出せば報われると信じています。
#業界選択
 まず、下の動画の6分までご覧ください。

 これから日本政府が観光に力を入れると思います。北海道の新千歳空港の拡大、来年のオリンピックを踏まえて、中国人の観光客これからもどんどん増えていく傾向があります。まず観光客の足になるため、特に雪が降るとJRなどの交通機関が全てパニックになる北海道においては、観光客向けのタクシー会社を立ち上げることにしました。 #会社登記から今まで  2019年8月13日創立総会議→2019年8月15日札幌中公証役場にて電磁的記録定款認証→2019年8月20日会社設立  この間、色々理不尽の問題が発生したりします。例えば、法人名義で事務所を不動産契約するとき、会社の謄本がないといけない。会社登記するとき、会社の住所がないといけない。もちろん会社が登記しないと謄本が発行できない。どっちが先にやるか訳わからなくなっちゃった。そこで、行政書士さんと不動産屋さん結構揉めていました。最後に法人の契約に個人の住所を書いて、適当に終わらせました。  そして、税理士の依頼、厚生年金、健康保険の適用届、従業員の雇用保険労災保険などなどしていました。  2019年9月17日国土交通大臣北海道運輸局に一般乗用旅客自動車事業許可申請を出しました。  そこも色々な問題が発生したが、借りた駐車場の大家さんが不幸になったり、事務所と新しい駐車場が遠かったり、新しく買った事業用自動車が故障したり、もう一台の車のバンパーが勝手に落ちたりしていましたが、やっと2019年11月27日に最後の役員法令試験とヒヤリングに向かってきました。  法令試験に関しては、会社の経営者が50分のうちに40問を回答し、その中に8割以上正解といけません。その中に、選択式と筆記式の問題両方ありますが、範囲がすごく広く、「道路運送法」、「道路運送法施行令」、「道路運送法施行規則」、「旅客自動車運送事業運輸規則」、「旅客自動車運送事業等報告規則」、「自動車事故報告規則」とその他一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令などなど。留学生の私がすごく良い挑戦しているような気がします。。。  結果は34/40の成績で、85%は決して高くないですが、合格しました。そのあとすぐヒヤリングが始まりました。  57ページの許可申請資料に対して、1ページずつ質問されました。車の整備保管、資金の運用、ごく細いところまで、全て聞かれました。それに、運輸局のお偉いさんが不動産契約書のところに法人契約なのに個人の住所書いていたことを気ついたが、説明しろと言われました。  当時揉めたことを説明して、お偉いさんが家を買ったときに同じようなことを思い出させた。「日本は細かいところまで責任を持ってやるからね。」と笑いながら無事に終わりました。  2019年12月13日付けで、一般乗用旅客自動車事業許可されました。これからの車ナンバープレートを緑ナンバーに変更と開業の準備を重ねて、順調にやっていきます。これからも色々な問題が出てくると思いますが、クリアして、面倒臭がらず、前向きで頑張っていきたいと思います! #最後に  まず恩師岸上順一先生に深く感謝申し上げます。1年生の時のチューターから今まで、わがままを許して、研究も、起業も、何をやろうとしても、文句なく、ずっとサポートしてくださいました。本当にありがとうございます。  次に研究室の同期、4年間もお世話になりました。毎日偉そうに喋ったり、人にきつい事をズバズバ言ったりしている私を我慢してきてありがとうございます。マイペースで気配りがないことを自分でもよくわかっています。それでも誕生日をお祝いしていただいて、旅行を誘っていただいて、本当に感謝いたします。しばらく北海道にいると思いますが、千歳に来たら誘ってください。

 来年3月室蘭工業大学院の卒業に向けて、6年の間にいろんな経験をしていました。これからも豊かな人生を送っていきたいと思います。

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