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仮想通貨とブロックチェーン技術

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はじめに

今年に入ってから知ったブロックチェーンと仮想通貨に関して、個人的に興味あるところを簡単にポイントを纏めたものになります。

ブロックチェーン

 ブロックチェーンとは
 ・分散型台帳技術

 ブロックチェーンで実現できること
 ・事例

  → 仮想通貨(中央集権ではない取引の正当性の保証)
  → 医療への活用(整合性を保ちつつ削除される恐れもなく共通のデータベースでデータを管理することができる)
  → 食肉や電力での利用(どこで誰が生産したものかを証明する)
  → 本やソフトの中古販売を取引履歴をブロックチェーン上に保存すれば、
   出版社やライセンス元への利益の一部の還元を行うことが可能になる

仮想通貨

 ビットコイン

 ・元となる仕組みは日本人の「ナカモトサトシ」
 ・仮想通貨の最大の取引所のマウントゴックスは日本の渋谷にあった
 ICOで発行された多くの仮想通貨
 ・仮想通貨が乱立していて、ICOは米国では下火

 今後は、大きく価値を変動させながらいずれ価値が安定化していき、安定化した後リアルに現実世界でも利用されるようになる見方が一般的

仮想通貨に関わるブロックチェーンの技術

ブロックチェーンを俯瞰

 ・ビットコインとアルトコイン
 ・Bitocoin2.0、イーサリアム
 ・ICOとDAPPS
 ・これから

  アルトコインは大体パラメータ変えただけのもの
  2013年にアルトコイン2000種類になる

2.0プラットフォーム

・Asset Issuring(別のコインを発行)
・マルチパーパス(認証、取引など)

2.0イーサリアム

・何でも出来るプラットフォーム
 Turing complete, virtual machine
   Arbitrary Script

イーサリアムの問題

  ・トランザクションが遅い
  ・バグが取りきれない
  ・Dappコインが多すぎる

新しい動き

・ハイスピードなコンセンサスプロセス
・Decentralized Exchange Protocols
・Inter Blockchain Protocols
・Layer 2 Solutions

ビットコインの課題

・全てのトランザクションを全ノードで共有する必要があり
 トランザクションが増えるとそれに耐えられなくなってくる

性能限界

  VISA  8000Tps
  ビットコイン 7Tps
 イーサリアム 10Tps
 Tps:1秒あたりトランザクション数

ブロックサイズ制限
 ブロックあたり1MBが上限

現状

・ネットワーク需要はすでにブロックサイズ上限に達している
 ブロックへの取り込み待ちトランザクションが溢れている
・マイナーはトランザクション手数料の支払いが多い順にブロックに取り込むため、
 手数料をケチると後回しにされ、何日も取り込まれない可能性がある

匿名性とプライバシー

・匿名性高いから危険?
 全世界に公開されているので、そこまで匿名性高くないと言われている

匿名化の試み

・攪拌サービス(現在は殆ど使われていない)
・CoinJoin(Bitcoinトランザクション上で攪拌サービスができる)
・リング署名(一つ署名に一人、リングは1つの署名に複数人)
・秘匿トランザクション(送金額をブロックチェーン上から省く)
・TumbleBit(送金元と送金先を隠す、中央の人が隠す)
・ゼロ知識証明(完全な匿名性を目指して)(ZerocoinとZeroChache)
・Lightning Network;
・Minblewinble(途中経路を消すことができる)

イーサリアム最前線

Sharding

・ある種の処理は恩恵を受けられない
 イーサリアム2.0はCasperとShardingその他技術を盛り込んだものとして開発されている
 Shardを跨いだ一括Txが一瞬で済ませられないことで、外部コントラクトよびだしなどは最大性能が出せなさそう
 1個の価値を別のコントラクトに持ってくるということができない
 13000Tps理論値、おそらく7000Tps

Plasma

・Solidity使うとセキュリティ落ちる
 EVM Plasmaとセキュリティ
 EVMが使えるPlasmaは、お金を引き出そうとするTxを許可していいものか確認するコストが
 高くなるため基本的に、Plasmaの形態を取れず、Parity BridgeなどでFederationで引き出しを実装する
・イーサリアムと関係ないEVMと別
 引き出す時のコストが高かったけど、誰か一人に報酬の代わりに検証させようとする仕組み
 引き出しの安全性をお金で買う、ということ
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