はじめに
ここでは「ホバーユニット」レシピの構成要素となっている以下のアイテムをご紹介します。
動作環境
- プラットフォーム
- Windows10
- マインクラフト(統合版)
- Bedrock Edition v1.21.72
- socket-manager
- v1.14.1
- 言語
- PHP v8.2.4(v8.1.0以降)
「Eパック」の使い方
「Eパック」を投げると高圧電流が漏れ出すので、半径5ブロック以内に近づいたものに範囲ダメージを与えます。

モンスターがダメージを受けると「Eパック」を攻撃しようとしてダメージを受けながら延々と近づこうとするので、モンスターホイホイと言ってもいいでしょう。
また、ブタやクリーパーが近づこうとすると以下のように変化します。
「Nジャマー」の使い方
「Nジャマー」を投げると高圧電流と核エネルギーが漏れ出すので、半径5ブロック以内に近づいたものに範囲ダメージを与えます。

「Eパック」と同じでモンスターがダメージを受けると「Nジャマー」を攻撃しようとしてダメージを受けながら延々と近づこうとします。
ブタやクリーパーが近づこうとするとピグリンになったり帯電クリーパーになるのは「Eパック」と同じですが、「Nジャマー」の場合はそれに加えて村人やスケルトンが近づこうと以下のように変化します。
▼村人の場合は村人ゾンビになります
少しわかりにくいですが、村人ゾンビ化したあと太陽に晒されて燃えています。
「Eパック」の取得
ゲーム内では武器鍛冶師との取引で取得する事ができます。
以下はワールドオーナーやシステム組み込み用としてコマンドで取得する方法です。
「Nジャマー」の取得
ゲーム内では行商人との取引で取得する事ができます。
以下はワールドオーナーやシステム組み込み用としてコマンドで取得する方法です。
おわりに
「召雷の魔石」実装時と同じようにWebsocketサーバーを介したネットショップとの接続中は「Eパック」「Nジャマー」共に投擲できないようにしています。
今回はバニラのふぐ毒の効果でも使われているminecraft:area_attack
(範囲攻撃)コンポーネントを利用しています。
ダメージタイプにはlightningやmagmaなどが指定できるので落雷やマグマで燃える様子を期待して色々と試してみました。
...が、見た目上は普通にダメージを与えているだけで他と変化があるわけでもなく使いどころが微妙だったので、今回はエンティティイベントとして実装されているbecome系イベントと組み合わせて遊んでみました。
ここでご紹介したアイテムは「投擲アイテム」の作り方を基に作成し、範囲攻撃やイベント処理を実装したカスタムエンティティを「発射体エンティティ」として作成したものです。