2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

AWS でデータ分析をしてみたい - Lab1, Lab2, Lab3 -

Posted at

背景

プライベートでデータ分析が必要になったので、せっかくだし AWS を使えないか、試行錯誤することにした。
その過程をメモ書きしていく。

今回目指すこと

データ分析に適した AWS のサービスを見つける。
また、それらサービスの知見を深める。

まずはググる

色々ヒットするが、以下の AWS 公式マンガが分かりやすかった。

データレイクとは?
-> データの保管場所。非構造化データもそのまま保存できる。

データレイク活用の大きな流れは以下の通り。

  1. 収集
  2. 蓄積 <-> データカタログ
  3. 加工 <-> データカタログ
  4. 分析
  5. 可視化

データの蓄積は S3。

データの加工・データカタログの作成は AWS Glue。

  • データの加工方法に高い自由度が必要な場合は、 AWS EMR。

Amazon EMR

Hadoop/Spark 等のマネージドフレームワーク。
自由度が高く、スケーラビリティを誇る実行基盤。

Hadoop とは?

Hadoopとは、大規模データの蓄積・分析を分散処理技術によって実現するオープンソースのミドルウェア

Spark とは?

Apache Sparkは巨大なデータに対して高速に分散処理を行うオープンソースのフレームワーク

Amazon Redshift

大規模なデータ処理に特化したデータウェアハウス (DWH)。
高速かつスケーラブルな DWH で、S3 条のデータにもアクセスできる。

データウェアハウスとは?

DWH(Data Ware House:データウェアハウス)とは、様々なシステムからデータを集めて整理する、データの「倉庫」

Amazon Redshift では、RDBMS で対応できない、数 TB 規模のデータを取り扱えるようだ。

今回対象にしようとしているのは、精々数 GB 規模のデータなので、他のサービスが適切かもしれない。

Amazon Athena

サーバレスのインタラクティブなクエリサービス。
S3 上のデータを標準 SQL を使って分析でき、クエリ課金でインタラクティブなアドホッククエリに強い。

アドホッククエリとは?

その場限りで使い捨てのクエリ

ハンズオン

以下のサイトに、AWS の各サービスのハンズオンが載っている。

このうち、データレイクハンズオン(下記URL)は、

下記の AWS サービスを利用しているので、今の自分のニーズにマッチしている気がする(特にGlue, Athena, QuickSight)。

  • Amazon VPC
  • Amazon EC2
  • AWS CloudFormation
  • AWS IAM
  • Amazon OpenSearch Service
  • Amazon CloudWatch
  • AWS Lambda
  • Amazon OpenSearch Service
  • Amazon Kinesis Data Firehose
  • Amazon S3
  • Amazon Athena
  • Amazon QuickSight
  • Amazon Redshift
  • Amazon Redshift Spectrum
  • AWS Glue

試しに、このデータレイクハンズオンを試していく。

ハンズオンを試していく

データレイクハンズオンでは、3つのパターンを選べるようだ。

  1. ニアリアルタイムデータ分析環境(スピードレイヤ)の構築:Lab1 → Lab2 → Lab3
  2. 長期間のデータをバッチ分析する環境(バッチレイヤ)の構築と、パフォーマンスとコストの最適化:Lab1 → Lab4 or Lab5 → Lab6
  3. すべて実施:Lab1 → Lab2 → Lab3 → Lab4 → Lab5 → Lab6

せっかくなので、3番目の「全て実施」の方向で構築していく。
完成図はこんな感じ。

architecture_all.png

Lab1: 初めの準備

Section1: 事前準備

EC2 でキーペアを作成。

Section2: EC2 環境構築

Step1: EC2 1台を CloudFormation で構築

TODO: テンプレートの書き方を学習する
(1-minilake_ec2.yaml)

このステップで、VPC 構築、 Fluentd のインストールができるらしい。すごい。これがインフラのコード化ってやつか・・・。

Lab2: アプリケーションログをリアルタイムで可視化

Section1: OpenSearch Service の設定

Step1: OpenSearch Service の起動

ちょっと詰まりあり。
以下の文言が出てこない・・・。

[info]: #0 Connection opened to OpenSearch cluster => {.....

代わりに、下記のエラーが出てくる。

2022-01-01 17:38:12 +0900 [warn]: #0 failed to flush the buffer. retry_time=0 next_retry_seconds=2022-01-01 17:38:12 +0900 chunk="5d481349520709f026879bd3090f8419" error_class=Elasticsearch::Transport::Transport::Errors::Forbidden error="[403] "
  2022-01-01 17:38:12 +0900 [warn]: #0 suppressed same stacktrace
20

どうやら、権限の問題っぽい。

下記コマンドで、root ユーザーに切り替えると、 cp コマンドが通った。

# sudo su -

この後、

  • host: OpenSearch Service のエンドポイント
  • user: OpenSearch Service のマスターユーザー名
  • password: OpenSearch Service のマスターパスワード

を設定して、下記コマンドを実行したが、先程と同じエラーが出た。

# /etc/init.d/td-agent restart
# tail -f /var/log/td-agent/td-agent.log

少し気になったのは、下記のログ。

[403] "
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/elasticsearch-transport-5.0.4/lib/elasticsearch/transport/transport/base.rb:202:in `__raise_transport_error'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/elasticsearch-transport-5.0.4/lib/elasticsearch/transport/transport/base.rb:319:in `perform_request'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/elasticsearch-transport-5.0.4/lib/elasticsearch/transport/transport/http/faraday.rb:20:in `perform_request'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/elasticsearch-transport-5.0.4/lib/elasticsearch/transport/client.rb:131:in `perform_request'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/elasticsearch-api-5.0.4/lib/elasticsearch/api/actions/ping.rb:20:in `ping'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluent-plugin-elasticsearch-2.6.0/lib/fluent/plugin/out_elasticsearch.rb:218:in `client'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluent-plugin-elasticsearch-2.6.0/lib/fluent/plugin/out_elasticsearch.rb:451:in `rescue in send_bulk'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluent-plugin-elasticsearch-2.6.0/lib/fluent/plugin/out_elasticsearch.rb:445:in `send_bulk'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluent-plugin-elasticsearch-2.6.0/lib/fluent/plugin/out_elasticsearch.rb:432:in `write'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluentd-1.0.2/lib/fluent/plugin/output.rb:1093:in `try_flush'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluentd-1.0.2/lib/fluent/plugin/output.rb:1318:in `flush_thread_run'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluentd-1.0.2/lib/fluent/plugin/output.rb:439:in `block (2 levels) in start'
  2022-01-01 18:10:11 +0900 [warn]: #0 /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/fluentd-1.0.2/lib/fluent/plugin_helper/thread.rb:78:in `block in thread_create'
2022-01-01 18:10:12 +0900 [warn]: #0 failed to flush the buffer. retry_time=0 next_retry_seconds=2022-01-01 18:10:12 +0900 chunk="5d481a7018422269ab33b2f73af82bc4" error_class=Elasticsearch::Transport::Transport::Errors::Forbidden error="[403] "

fluent-plugin-elasticsearch のバージョンが 2.4.0 となっている。
バージョン 2.6.0 をアンインストールしたら、改善するだろうか・・・。

下記コマンドを実行する。

# td-agent-gem uninstall -v 2.6.0 fluent-plugin-elasticsearch
# /etc/init.d/td-agent restart
# tail -f /var/log/td-agent/td-agent.log

同じエラーが出る。

試しに、バージョン 2.4.0 をアンインストールし、 2.6.0 をインストールしてみる。

# td-agent-gem uninstall -v 2.4.0 fluent-plugin-elasticsearch
Successfully uninstalled fluent-plugin-elasticsearch-2.4.0
# td-agent-gem list | grep plugin-elasticsearch
fluent-plugin-elasticsearch (2.6.0)
# /etc/init.d/td-agent restart
# tail -f /var/log/td-agent/td-agent.log

うーん。エラーは変わらず。
ということは、バージョンは関係ないのかな。

ちょっと原因がわからないので、一度 OpenSearch Service のドメインを作り直してみる。

ドメインを再度作り直している時に気づいたのが、

[要素を追加] をクリックし、タイプに [IAM ARN] を選択、プリンシパルに「 ご自身のAWSアカウントID 」を入力、アクションに [許可] を選択

この設定が間違っていた可能性がありそう。

色々試した結果、原因は

[要素を追加] をクリックし、タイプに [IPv4 アドレス] を選択、プリンシパルに「 Lab1で作成したインスタンスのパブリックIP 」を入力、アクションに [許可] を選択

この設定をする際、プリセットされた * これを残したままパブリックIP を入力したため、許可されなかった模様。
かなり時間を溶かしてしまった・・・。まあ、良い勉強になった。

[OpenSearch Dashboards の URL] のをクリックしたところ、

{"Message":"User: anonymous is not authorized to perform: es:ESHttpGet"}

と表示された。原因を調べてみる。

うーん。
リソースポリシーに記載された

"arn:aws:iam::814937260541:root"

が怪しいかなと思ったけど、どうやらこの形式は正しいようだ。

とすると、何でアクセスできないんだろう?

セキュリティポリシー設定で、下記の設定を忘れていた・・・。
こういうの多いな。

タイプに [IPv4 アドレス] を選択、プリンシパルに「 ご自身のIPアドレス 」を入力、アクションに [許可] を選択

これで、 Kibana で可視化できた。

Lab3: アプリケーションログのリアルタイム可視化とアラーム

Section1: EC2 の設定変更

Step1: IAM ロールの設定

Step2: OpenSearch へのロールの認証設定

特に問題なく設定できた。

Section2: CloudWatch, OpenSearch Service の設定変更

Step1: CloudWatch Logs の設定

Step2: OpenSearch Service の設定

Step3: CloudWatch アラームの設定

特につまづくことなく、設定完了。

TODO: CloudWatch の習熟。

2
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?