はじめに
どうも!サーバーいじいじがたのしくなってきてるわたしです。この記事は連載シリーズ(?)おふるのノート PC を Linux サーバーにしていろいろ遊んでみよう!の Web サーバー編です。今回はこの子をタイトルの通り Web サーバーにしたてあげたいと思います。いよいよサーバーって感じがしてきたね。わくわく
ちなみに前回まではこちら。前回までで SSH できるようにしたので、もうメインで使ってるパソコンから遠隔操作ができちゃいます。あれやこれやできちゃう。
第 1 回: 使わなくなったノート PC をサーバーにしてみた
第 2 回: Windows から Linux サーバーに公開鍵認証で SSH する
環境
サーバー
OS: Ubuntu Server 24.04 LTS
ローカルIP: 192.168.1.50
わたし
Web サーバーって Apache っていうのがあるんでしょ?あと ngix みたいな「ンぐっくす」みたいなやつ。HTML は高校の授業で書いたことはある。CSS は知らない子。ネットワークはわかってる気になっている。HTTP の通信も GET とか POST とかわかるよ!Web アプリケーションはつくったことない、のでいろいろ遊びたいんだ
Apache のインストール
サーバー君を Web サーバーにしたてあげるにはソフトウェアのインストールが必要です。Web サーバーの機能をサービスしてくれるものがないとだめなんですね。SSH のときもインストールしたでしょ、OpenSSH というソフトを。で、そのソフトウェアは「Apache(アパッチ)」とか「nginx(エンジンエックス)」とかがあります。今回はアパッチを使ってみたいと思います。違いとかはまあわかんないのでとりあえず。
アパッチをインストールするには次のコマンドをうちます。
$ sudo apt install apache2
すると sudo
のパスワード認証が入って、ガーって流れて Y
をうったらまたガーってながれて、インストール完了です。これでもう Web サーバーが機能しています。つまり、もう Web になっています。マジ?ほんと!?
Web ページにアクセス
ではこいつに Web ブラウザからつないでみましょう。みなさん例えば Google のホームページって https://www.google.com
みたいなのが URL
の部分に打たれていますよね。この //
以降の部分が ドメイン といってサーバーの名前みたいなものになります。これはあくまで人間サマにわかりやすいようになっていて本当は IPアドレス という形でコンピューターは読み取っています。例えば Google 様だったら 172.217.175.4
みたいな感じで住所が割り当てられています。ここにアクセスすると、Google のトップページが映るのです。
つまり、この子、この今 Apache をインストールしたこの子がもう Web サーバーになっているとするなら、この子の IP アドレスを指定すればアクセスができるということになります。このサーバー君の IP はローカルで 192.168.1.50
に設定してあります。なので Chrome でもなんでもいいですがブラウザを開いて URL に 192.168.1.50
といれてみます、すると...
こんなページが映ります!そうです、Default Page とあるように Web ページを表示させることができました。素晴らしい!!
自分でページを作ってみる
さてこのホームページは 192.168.1.50
にアクセスすると映りました。つまりこのサーバーにこのファイルがあります。どこにあるかというと /var/www/html
ディレクトリにあります。見てみましょう。
gj5752@gj-server:~$ cd /var/www/html
gj5752@gj-server:/var/www/html$ ls
index.html
index.html
がありますね。これがさっき表示されたサイトのファイルになります。ここにページを保存していけばよいのです。では試しに何か HTML ファイルを作ってみよう!
gj5752@gj-server:/var/www/html$ sudo touch test.html
]gj5752@gj-server:/var/www/html$ ls
index.html test.html
gj5752@gj-server:/var/www/html$ sudo vi test.html
gj5752@gj-server:/var/www/html$ cat test.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<html>
<meta charset"utf-8"
<head>
<title>テスト</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは世界</h1>
</body>
</html>
touch
コマンドで test.html
ファイルを作り、vi
で少し HTML を書いて編集しました。これを開いてみましょう。192.168.1.50/test.html
にブラウザからアクセスしてみます。すると
作った html ページを開くことが出来ました!!!感動してる。localhost とはちがったうれしさがある。
まとめ
こんな感じでサーバー君を Web サーバーに返信させることが出来ました。もうこれで何でもし放題になった!Web アプリの作成とかを学んでいきたいね。今回はここまで!ファイアウォールとか、ドメイン取得とかはまた今度やっていきましょ