自宅内でいろいろサーバーを弄っていた際にデフォルトのサービスポートが8080番のサービスがあり、同サーバー内のNextcloudと被るので10080番で起動したらアクセスできなかったという内容。同じことまたやりそうな気がしたので備忘録として残します。
結論から
Chromeの他Firefox、Edgh等の主要ブラウザでは10080番ポートはERR_UNSAFE_PORT
となりアクセスできません。
切り分けまでの流れ
-
疎通確認
とはいえ対象サーバーはSAMBAを起動しており、普通に接続できていたので疎通は問題ないはず… -
そもそもポートは空いているのか確認
@raspberrypi:~ $ netstat -ant | grep 10080 tcp6 0 0 :::10080 :::* LISTEN
ちゃんと空いている。でもTCP6限定?と思い込んでサービスの起動をIPv4にだけに変更したうえで再度確認
@raspberrypi:~ $ netstat -ant | grep 10080 tcp 0 0 0.0.0.0:10080 0.0.0.0:* LISTEN
変わらずアクセスできなかった…
-
ブラウザでダメならコマンドでどうだろう?
> curl http://172.16.0.10:10080 StatusCode : 200 StatusDescription : OK Content : <!DOCTYPE html> <html lang="ja">
あれ!?いける!??とここでブラウザ側の問題と判明。
ブラウザのエラーを見るとERR_UNSAFE_PORT
とあり、10080番ポートを安全なポートではないと判断してアクセスできないようにしていると想定 -
サービスの起動ポートを変更
7080番ポートで起動してみて正常にアクセスできましたとさ♪
あとはあまり関係ないですが、特にIPv6でアクセスする必要性が無いのでIPv4のみのままにしていたりします。
素敵な参考サイト
10080番ポートについては書いてないですが、結構いろいろなポートでNGになりそうですね。
今度ハイポートでどのぐらいあるのか見てみようかな。