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1.for文って?

プログラミングで使われる構文の一種です。
指定した数まで繰り返しの処理を行いたい場合によく使います。
便利な構文となっています。

for文の利便性について

では、実際に使う場合と使わない場合でどのように便利なのか
今回はJava言語を使用して凡例を比較します。
では、実際に見てみましょう!!

実現したいこと

1~10番目という文字を出力したい。

①for文を使わない場合

1~10番目という文字をするサンプルコード(for文を使わない場合)
class SampleNumSQ {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("1番目");
        System.out.println("2番目");
        System.out.println("3番目");
        System.out.println("4番目");
        System.out.println("5番目");
        System.out.println("6番目");
        System.out.println("7番目");
        System.out.println("8番目");
        System.out.println("9番目");
        System.out.println("10番目");
    }
}

出力結果

image.png

②for文を使う場合

1~10番目という文字をするサンプルコード(for文を使う場合)
class SampleNumSQ {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 10; i++) {
            System.out.println(i + "番目");
        }
    }
}

出力結果

image.png
どうでしょうか?
同じ出力結果なのにfor文を使うと使わないでは、コード量が段違いです。
また、コード量が少ないので可読性も向上します。
これらのことを踏まえて、どのようにfor文を使えばいいのか
掘り下げてみましょう。

for文の使い方

以下の様にfor文は初期化式条件式変化式の3要素で構成されています。

for ("初期化式";"条件式";"変化式";) {
    // 条件式がtrueのときに繰り返す処理
}

初期化式(initialization)

変数を初期化してくれる式のことを指します。

条件式(condition)

作業を繰り返すための条件を与える式のことを指します。

変化式( increment / decrement )

実行処理を終え、最後に行われる処理のことを指します。また、変化式の処理が行われたあとは条件式に戻ります。

最後に、ここまでの情報を抑えた上でいくつかのfor文を使った例を見てみましょう!!

いろいろな繰り返し処理

①初期化式を0と置いた場合の出力

int i=0と初期化式に変更を加えた場合
class SampleNumSQ {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 0; i <= 10; i++) {
            System.out.println(i + "番目");
        }
    }
}

出力結果

image.png

int i=0と初期化式に変更を加えました。
出力結果に0番目が追加されているのがわかりますね。

②初期化式を10,条件式を i>=1,変化式をi--と置いた場合の出力

初期化式を10,条件式を i>=1,変化式をi--と置いた場合の出力
class SampleNumSQ {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 10; i >= 1; i--) {
            System.out.println(i + "番目");
        }
    }
}

出力結果

image.png

初期化式にint i=10、条件式に i>=1、変化式をi--と3つの要素に変更を加えました。
出力結果が今までの結果と違い降順に数字が出力するようになりました。
3要素をうまく入れ替えるとこのように出力する内容も変更することができます。
上手くfor文を使い、for文マスターになろう!!
以上、繰り返し処理の基礎学習(for文について)でした。

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