2022年10月にHTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1(ver2.5)、クリスマスにレベル2(ver2.5)に合格したため、それぞれの試験を受けた感想や勉強法を記載します。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1(ver2.5)
使用教材
以下の教材を利用しました。
- Ping-t 最強Web問題集(※有料コンテンツです)
- HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
勉強は8月ごろに開始したため、ver2.0対応版のテキストを購入しました。
現在はver2.5対応版のテキストが出版されているため、そちらの利用がおすすめです。
ただ、ver2.0とver2.5で出題範囲は大きく変わらないため、すでにver2.0を持っている場合、改めてver2.5対応版を購入する必要はないと思います。
勉強方法
最初に対策テキストを1周したのち、問題演習としてPing-tを利用しました。
Ping-tはヒット率が100%になるまで模擬問題を繰り返しやりました。
試験の感想
Ping-tの問題は実際の試験問題よりやや難しいかなという程度でした。
最初にPing-tの模擬問題を実施した際は、正答率は60%ほどでした。
レベル1の合格ラインは65点のため、テキストだけでも合格を目指すことは十分可能だと思います。
本番の試験では記述式の問題が出題されるため、恐々としていたのですが、実際に出題されたのは1問だけでした。
それも、CSSの内容を読み、対象の要素内容のフォントサイズを回答するものであるため、計算して数字を入力するだけでした。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2(ver2.5)
使用教材
以下の教材を利用しました。
- HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
- HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応
レベル1と同様、対策テキストはver2.5対応版がすでに出版されているため、そちらの購入をお勧めします。
ver2.5ではES6(ECMAScript2015)以降の新機能が出題範囲に追加されおり、重要度(試験での出題率)も高いです。そのため、ver2.0対応版を持っている方でも、改めて購入するのはありだと思います。
スピードマスター問題集は各分野ごとの問題集+模擬問題が2回分という構成です。
勉強方法
最初に対策テキストを1周したのち、スピードマスター問題集を1周しました。
レベル2の総学習のうちおよそ半分はJSの文法+ES6以降の新機能に時間を費やしていました。
試験の感想
スピードマスター問題集の問題は実際の問題に近かったです。
ES6からの新機能については6問ほど出題がありました。実際にコーディングする際もアロー関数式やletなどは使用するため、しっかり勉強する価値があると思います
アロー関数式については以下のようなthisのバインドについても試験範囲のため、文法だけでなく特性についても抑えておく必要があります。
<body>
<div>
<input type="button" id="input" name="mybutton" value="push me">
</div>
<img src="" id="output">
<script>
function myObj() {
this.name = 'myObj',
this.onClickFunc1 = function () {
console.log(`this name is ${this.name}`);
},
this.onClickFunc2 = () => {
console.log(`this name is ${this.name}`);
}
}
let myInstance = new myObj();
const input = document.getElementById('input');
input.addEventListener('click', myInstance.onClickFunc1);
input.addEventListener('click', myInstance.onClickFunc2);
</script>
</body>
ボタンを押したときのコンソールは、以下の表示内容になります。
this name is mybutton
this name is myObj
記述式の問題は2問ありました。レベル2と同様、出題の割合は低めのようです。
2問とも、windowオブジェクトのプロパティ名を記述する問題だった気がします。