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あなたもやろう、IoTLT

Last updated at Posted at 2017-12-17

この記事はIoTLTアドベントカレンダー17日目の記事です。

昨日は @m_ando_japan さん、明日は @yamacho1111 さんです。

自己紹介

IoTLT札幌の開催を担当しています。

IoT的な活動としては、 地元のバスロケーションシステムの研究開発に携わったり、Wio-Node や micro:bit(chibi:bit) を大学の授業やプログラミング教室に使ったりしています。

はじめに

ご存じ、地方開催は日本全国8箇所に展開されているIoTLTですが、せっかくなので47都道府県1,700市町村に広がってほしいですよね。

「うちの地元にもあればいいのにな」と思いつつモタモタしていた私も、半年前から札幌での開催に携わらせてもらっています。

この記事を読んでいただいて、まだ参加されていない皆さんも、ぜひLTでの参加や、あわよくば地方開催をしてみませんかと背中を押す目論見で、そしてIoTLT札幌の半年間の開催報告を兼ねて、

  • 札幌でIoTLTをやろうと思った動機
  • IoTLT札幌を開くまでの準備
  • 開催して改めて感じたIoTLTの良さ

数日前にLTしたばかりで、技術的なところはネタ切れなのでご紹介させてください。

札幌でIoTLTをやろうと思った動機

大阪出張と日付がちょうど重なっていた大阪版IoT縛りの勉強会!IoTLT大阪 Vol.5に参加したことがきっかけです。(大阪の皆様、その節は大変お世話になりました)

この時にとても印象に残ったことは、発表者と発表テーマの幅広さでした。

具体的には

  • 学生さんも初心者もベテランも話題を持ち寄って発表する
  • 計画段階のものも、失敗談でも発信している
  • 発表の方向性が多岐に渡り「そんなのもあるのか」という発見がある

という点が、率直な感想でした。

私が参加or主催してきた勉強会では...

通常の勉強会では、

  1. 何か主テーマとなる言語や技術がある 
  2. 聴講者はそのノウハウを求めて参加する 
  3. 発表者もそれを前提に(テーマに関する情報やノウハウ化を準備して)発表する

という枠組みが基本形と感じています。

テーマについて深く学べる一方で、学生さんや初心者が登壇することは、ゼロではないものの珍しいのではと思っています。

IoTLTでは...

IoTLTでは、

  1. IoTという広い枠組みがテーマ
  2. 登壇者が話題を持ち寄って話す ("作ってみた"でも、失敗談でも、計画段階でも、調べてみたことでも良い)
  3. LTのテンポのよい形式で進む

という枠組みになっていて、発表者にとっての敷居は低く、けれども聴講者にとっても浅く広い知識の共有や面白みがある、という両立を感じました。

(注:もちろん、どっちが良い論ではないです。そのやり方を基本にしているというだけで、IoTLTだけに限った形式でもないです)

これを地元に持ち込めば、きっと札幌でも面白い発表(者)が集まってくれるんじゃないか、という予感がしました。

IoTLT札幌を開くまでの準備

あなたがIoTLTを地元でやりたい!ということになったとしたら、大まかにこういう手順になると思います。

  1. 地方 or 東京のIoTLTに参加して、雰囲気や流れを確認しておく
  2. 主催ののびすけさん(@n0bisuke)にコンタクトする
  3. 開催の目処をつける(会場・日程等)
  4. FB/Connpassで募集・コンタクトをとれるようにする
  5. 開催する

私の場合は、

  1. 大阪の懇親会で、のびすけさんに連絡したら良いと伺う
  2. そうだね、でも初対面だし突然連絡したら失礼かもしれないし...とモタモタしながら「できればIoTLTを札幌でやりたいな」的なことをつぶやいたら、のびすけさんから「やりましょう」と連絡をいただいてしまう
  3. 一応、東京のIoTLTも見に行く(数百人集まってすごい熱気)
  4. 開催の目処をつける(会場・日程、ひとまず自分の発表ネタ)
  5. FB/Connpassで発表者募集する
  6. 無事開催

という運びになりました。
おかげさまで2017/9/1に第1回2017/12/15に第2回 を開催できました。

開催して改めて感じたIoTLTの良さ

  • 1回目から予想以上の発表者が集まってくれた
  • 1回目に加えて2回目は初参加の発表者・聴講者が集まってくれた
  • 発表者の背景によって面白い情報が集まってきた

2回目のものですが、雰囲気はハッシュタグ #iotlt_sapporoを追っていただけるとわかるかもしれません。

例えばスマートルアー株式会社さんの取り組みや計画をご紹介いただいたり、人工知能系の研究をしている学生さんは面白いツールを紹介してくれたり。

学生さんは授業の成果を報告してくださったり、勉強会の登壇が初めてという方も発表してくださいました。

ハードとソフトを両方使うmicro:bitとラズパイの連係や雑談APIを使ったしゃべるぬいぐるみ、流行のAlexaの事例からスマートスピーカーのベンダ毎の違いの話題に発展したり、ツイートの中でも「そういうのもあるのか」と参加者が感じている内容が目立っているのではないかと思います。

正直なところ、地元や個人レベルでIoTにチャレンジする事例がこんなにあるのか、と驚きました。

「次回は発表しようと思います」「実はこんなことを個人でやってます」と声をかけて下さる方も多く、今後もいろいろな知見が共有されるのではないかと期待しています。

fig01.jpg
図:発表時にデモが動かず焦る筆者

おわりに

俺が、俺たちがIoTLTだ! という勢いで、参加者だけでなく、ぜひ地方のIoTLTも増えて欲しいなと思います。

札幌も、次回は来年5月に開催する予定です。

来年は地方もふくめて、どんなIoTの話題が持ち寄られるでしょうか。楽しみに年を越したいと思います。

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