前提条件
- 富士ゼロックス社製文書管理ソフトウェア、ArcSuite もしくは Evidence Manager の個別開発者
- 個別開発にWebサービスインターフェイスを使用している
- 大量の件数が返ってくるような検索/取得を行う
件数の上限は1万件
結論:Webサービスインターフェイスで検索 or 取得をする場合、オブジェクト数が1万件までしか取得できない。
回避するには以下のいずれかを検討する。
- 検索条件を見直し、1万件以下に抑える
- 諦めてドキュメント管理サービスSDKを使う
1. 検索条件を見直し、1万件以下に抑える
システム属性の「登録日時(system:createdon)」はオブジェクトが登録された瞬間に決定し、変更不可。
これを範囲指定条件とし、範囲を調整することで1万件以下に抑えることが可能。
ただし、移行案件等で一括登録された場合、当該処理で対象となったオブジェクトはすべて同じ登録日時になるため、
1万件以上同時に登録されるとアウト。
2. 諦めてドキュメント管理サービスSDKを使う
これが確実。
何万件だろうが一発で抜ける。
移行案件なんかは
- 検索/取得:ドキュメント管理サービスSDK
- 登録:Webサービスインターフェイス
みたいにわけるべき。
つか全部ドキュメント管理サービスSDKでやろう、速度がぜんぜん違うから。
何でこんなの書いたの?
前職で検索して全然引っかからなくて泣きそうだったから。
誰かのお役に立てれば幸い。