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GitHub Copilot を使った Issue 作成機能を使ってみた

Last updated at Posted at 2025-07-08

この記事はなに

2025年5月19日に、GitHub Copilot を使った Issue 作成機能がパブリックプレビューとして公開されました。

この記事では、GitHub Copilot の Issue 作成機能で何が出来るのと、実際に試してみた感想などをまとめたいと思います。

GitHub Copilot の Issue 作成機能とは?

この機能は、自然言語または画像からIssueの作成を行ってくれる機能です。

使い方については、下記の GitHub の Docs に記載があります

Issue 作成手順

前提:GitHubでCopilot Chatを使えるようにする設定などは、この記事ではあつかいません

  1. Copilot Chat (https://github.com/copilot) のイマーシブ ビューに移動します
     immersive mode of Copilot Chat.png
  2. チャットボックスに Issue 作成のプロンプトを入力するか、チャットボックス下の Create Issue のボタンをクリックして、Draft Issue を作成します
  3. Draft Issue をレビューしながらIssueを作成していきます
    • Issue の任意の部分を手動で編集できます
    • 画像を渡すこともできます
    • フォローアップ プロンプトを使って、変更を加えるように Copilot に依頼できます
    • 入力内容を失うことなくテンプレートを切り替えることができます
  4. Issue に問題がなければ、右上の Create をクリックして Issue を作成します

実際に Copilot で Issue を作成してみた

Qiita では Qiita Discussionsで、Qiitaへの質問や機能の要望を受け付けています。

先日、リンクの下線についてのご要望をいただきました。

上記の要望については、2025/07/07 に修正対応済みです

試しに Issue の作成機能を利用するとどうなるのか、対応後に検証してみました。

Issue の作成

下記のプロンプトと一緒に、Discussions に添付いただいた画像を Copilot に渡します。

プロンプト
https://github.com/increments/qiita-discussions/discussions/998 の対応を行うバグIssueを作成します
画像とDiscussionsの要望からIssueを作成してください

Issue の作成結果

結果下記のような Draft Issueを作成してくれました。

Draft.png

使ってみた感想と考察

上記の例だと、我々が使っているテンプレートと少し違う箇所もありましたが、URLとスクリーンショットを渡しただけで、精度高く自動で Issue 化してくれたなと感じました。

他にも 0 からUIのデザイン作成のIssueを作ってみたり、コーディングのIssueを作ってみたりしての感想を書き残そうと思います。

良かったと感じた点

  • Issueのテンプレートを切り替えても内容が破棄されない
    • GitHub の Issue 作成だと、テンプレートを切り替えるときに、内容が破棄される
  • 例えばXのアイコンサイズなど、Issue作成時に調べ物がある場合、調べて挿入してもらうことができた
    • Personal instructions を設定することで、Web検索したら「検索しました」と記載するなども追加できます
  • スクリーンショットから、バグレポートを作る時の速度が速かった
  • テンプレートがあると指示が正確で作りやすい

イマイチと感じた点

  • テキストだけで Issue 作成のプロンプトを実行するなら、Gemini で Issue のテンプレート渡したうえで、Issue 要件の概要を伝えたほうが私の場合は欲しいものを得られました
    • このときの概要は箇条書きでした
      • GitHub Copilotだとそのまま Issue に挿入した
      • Gemini だとテキストを成形してくれた
  • GitHub Copilot であろうと、Gemini であろうと、要件が正しいのかどうかは、人の目でみて判断して調整する必要性があった

まとめ

  • GitHub Copilot の Issue 作成機能は、自然言語と画像から Issue を作成してくれる
  • 特に画像を渡した時のテンプレート化の精度が高かった
  • Geminiのほうが、テキストの成形能力は良かった
  • GitHub Copilot であろうと、Gemini であろうと、要件が正しいのかどうかは、人の目でみて判断して調整する必要性がある

この記事が役に立てば幸いです。

参考

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