検証前提
-
RDS for OracleからAurora PostgresSQLへのデータ移行を検証する
- 今回は検証のため、同一VPC上にRDSとAuroraを構築
-
検証ステップ
- 1.SCTでスキーマ変換
- 2.DMSでデータ移行
-
RDS/AuroraとSCT用のEC2は作成済み
項目 | ソースDB | ターゲットDB |
---|---|---|
エンジン | RDS for Oracle | Aurora PostgreSQL |
バージョン | 11.2.0.4 | 10.7 |
DBインスタンス名 | sourcedb | targetdb |
VPC | foals1-vpc | foals1-vpc |
サブネット | プライベートサブネット | プライベートサブネット |
EC2 | 用途 | VPC | サブネット | OS |
---|---|---|---|---|
sct-bastion | SCT実行用 | foals1-vpc | パブリックサブネット | Windows |
移行単位 | 移行対象 |
---|---|
スキーマ | SCOTT |
1.SCTのダウンロード
- AWSの管理コンソール → DMSの管理コンソール
- AWS SCTのダウンロードをクリック
- 「AWS Schema Conversion Tool のインストール、検証、更新」の
**「AWS SCTをインストールするには」**から zip をダウンロード- 今回はWindows版をダウンロード
- **「ソースDB」と「ターゲットDB」**用にJDBCドライバをインストールするために「必要なデータベースドライバのインストール」から必要なドライバをローカル上(今回はMac)にダウンロード
-
注意
- 最新(2019/11/08時点)のSCTではOracleの JDBCドライバ 12.1はサポートされない。12.0.0.0以上が必要
- Oracleの最新のJDBCドライバは「JDBC and UCP Downloads page」からダウンロード可能
- 今回は、12.2.0.1のojdbc8-full.tar.gzをダウンロード
-
注意
- EC2(Windows)にダウンロードしたファイルを転送
- 今回は、JDBCドライバをC:¥jdbcに配置しておく
2.SCTの設定
- SCTのzipファイルを解凍しインストーラを実行
- AWS Schema Conversion Toolを起動
- Acceptをクリック
3.SCTでプロジェクト作成
- File → New project wizardをクリック
-
「Step5.Choose a target」
- ターゲットDBの接続情報を指定しTest connectionをクリックし接続確認
- Connection successfulとなったらFinish