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SigfoxクラウドAPI

Last updated at Posted at 2018-06-12

Sigfox Backend Cloud APIとは

Sigfox Backend Cloud APIは、エンドポイントから、Sigfox Backend Cloudに対し、クラウドのグループ・ユーザー管理、デバイス管理を可能にするAPIです。
本APIを使用するためには、Sigfox Backend Cloudのアクセス権を取得してください。

Sigfox Backend Cloud APIの利用方法

クラウドアクセス権を取得したら、下記の方法でAPIを利用できます。(APIの利用はグループ単位です)

1.GroupタブからAPIを利用するグループを選択
2.左メニューの「API ACCESS」をクリック

image.png

3.右上の[New]ボタンをクリック
image.png

4.「Api access information」が表示されるので、NameはAPIに付ける名前(適当で結構です)、Profilesには、ログイン中のユーザーに与えられたアクセス権に該当するロールが一覧表示されます。ここでは、"DEVICE MANAGER[W]"を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
image.png

5.設定した名前のAPIアクセス情報が表示されます。APIはBasic認証でのアクセスとなり、Login、PasswordがBasic認証の時に必要ですので、控えておいてください。また、「API documentation」をクリックすると、利用可能なAPIが表示されます。

image.png

ここで作成したAPI Credential(アカウント)は、設定したグループおよび、その配下のグループに対して有効です。

デバイスメッセージを取得するAPIを触ってみる

APIのひとつ「Messages sent by a device」を叩いてみましょう。このAPIは下記のURIになっています。ここで、{device-id}のところに、メッセージを取得したいデバイスIDを入力します。
API V2: GET https://api.sigfox.com/v2/devices/{device-id}/messages

ABCDEFというデバイスIDのメッセージを取得する場合を例に、ブラウザでAPIを叩いてみます。
ブラウザで、
https://api.sigfox.com/v2/devices/ABCDEF/messages
にアクセスすると、Basic認証の確認ダイアログが表示されます。ここで、先ほどのLogin、Passwordを入力すると、下記のようなJSONが返ってきます。

{
"data": [
  {
  "device": {
    "id": "ABCDEF"
  },
  "time": 1556780732000,
  "data": "0adb27370147ffe4002203f6",
  "rolloverCounter": 0,
  "seqNumber": 1814,
  "rinfos": [
  {
    "baseStation": {"id": "587C"},
    "delay": 1.8849999904632568,
    "lat": "36.0",
    "lng": "140.0"
  },
  {
    "baseStation": {"id": "8798"},
    "delay": 2.063999891281128,
    "lat": "36.0",
    "lng": "140.0"
  },
  {…}
  ],
  "nbFrames": 3,
  "operator": "SIGFOX_Japan_KCCS",
  "country": "JPN",
  "computedLocation": [ ],
  "lqi": 3
  },
  {...}
]}

device(デバイスID)、time(Sigfoxゲートウェイでの受信時刻:unix timestamp)、data(デバイスメッセージ)、seqNumber(シーケンス番号)に続き、rinfosという配列が続きます。このrinfosに、basestation->id(SigfoxゲートウェイのID)、delay(各ゲートウェイからSigfoxクラウドまでの遅延時間)、lat,lngは、Sigfoxゲートウェイの緯度経度(小数点以下省略)を取得できます。
この情報がメッセージ毎に続きます。
※ただし、Sigfoxクラウドへのアクセス権次第では、取得できない項目もあります。

APIで取得可能な情報

APIで取得可能な情報は、先に設定したアクセス権のロールにより異なりますが、DEVICE MANAGER[W]で取得可能な情報は下記のようなものになっています。

項目 内容
Groups グループ一覧、作成、編集、削除
Users ユーザ一覧
Device Types デバイスタイプ一覧、作成、編集、削除、デバイス登録、Callback設定
Devices デバイス編集、削除、デバイスメッセージ取得
Coverage Sigfoxサービスエリア情報

※詳しくは、公式のAPI documentationを参照ください。

Sigfox Japan KCCS

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