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Sigfox Sens'it SDKで簡単IoT組み込み開発(1)

背景

IoT向け無線ネットワークLPWA(Low Power Wide Area)の技術のひとつSigfoxからSens'itと呼ばれるIoTエントリーキットがリリースされて半年、Sens'it SDKがでてきました。
ここでは、Sens'it SDKを使うと何ができるのか?その使い方を説明します。
※Sigfoxの日本国内サービスについては京セラコミュニケーションシステム(KCCS)のSigfoxサイトを見てください。

Sens'itとは

Sens'itは、温度・湿度、照度、加速度・磁気センサーを内蔵し、Sigfoxネットワークを通じ、各種データをインターネットにアップロード、sensit.ioクラウドサービスで、センサーデータを確認できるデバイスです。
sensit.jpg

日本では、ソラコムとスイッチサイエンスから販売されています。
-ソラコム:https://soracom.jp/products/sigfox/sensit/
-スイッチサイエンス:https://www.switch-science.com/catalog/3500/

Sens'it SDK

通常Sens'itは、取得するセンサーをモード(温湿度モード、照度モード、ドア開閉モード、振動検知モード、磁気モード)を切り替え、規定のフレームフォーマットでデータ送信することしかできませんが、
Sens'it SDKを使うと、
1. 複数のセンサーから同時にデータを取得可能
2. 送信データフレームを自由定義可能
3. 各センサーの精度設定を変更可能
になります。

Sens'it SDKのインストール

Sens'it SDKは、Windows, Mac OS, Linuxに対応しています。
必要なことは、
1. Sigfox Sens'it SDK DevelopersサイトからSDKのダウンロード
2. ソースコンパイル用にARM DevelopersサイトからGNU Arm Embedded Toolchain (gcc-arm-none-eabi)のインストール
3. プログラムをSens'itに書き込むためにdfu-utilのインストール
です。
各OSによりインストール方法が異なりますので、Sigfox SDKのReadmeから該当部分を抜き出しておきます。

Readme
To install the above packages, use the following commands:
 * On Ubuntu / Debian, with apt-get
  - make install
 * On Mac OS, with Homebrew:
  - brew tap caskroom/cask (if caskroom is not yet installed)
  - brew cask install gcc-arm-embedded
  - brew install dfu-util
 * On Windows:
  - Install arm-gcc for Windows (https://developer.arm.com/open-source/gnu-toolchain/gnu-rm/downloads)
  - Install MINGW and MSYS (http://www.mingw.org/)
  - Install dfu-util for Windows (https://sourceforge.net/projects/dfu-util/)
  - Update your PATH environment variable to add bin/ subdirectories of arm-gcc, mingw, msys and dfuutil
  - Install zadig for WinUSB driver (http://zadig.akeo.ie/)
  - Put Sens'it in Bootloader mode, run zadig and install WinUSB driver. This step is required to use dfu-util on Windows.

これで、Sens'it SDKを使う準備は整いました。
長くなりましたので、SDKを使った開発方法については、後程投稿します。

その間に、まずはSens'itを入手してみてください。

>Sigfox Sens'it SDKで簡単IoT組み込み開発(2)