4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

GPTs (GPT Builder)でサッカーフォーメーションコーチを作ってみた

Last updated at Posted at 2023-11-10

11月6日のOpenAI DevDayで発表されたChatGPTの新機能「GPTs」を使って、サッカーフォーメーションコーチGPTを作ってみました。
GPTs(GPT Builder)は、自分なりにカスタマイズされたGPTを作るもので、作ったカスタムGPTを共有することや、今後リリースされるGPT Storeで販売することも可能になります。

My GPTsを作ってみる

左メニューのプロファイルからMy GPTsを選択します。
image.png
My GPTsの一覧上部にあるCreate a GPTを選択します。
image.png

こちらが、新しくMy GPTsを作る画面になります。画面左が作成用、右がプレビュー画面になっています。CreateConfigurタブがありますが、Createでは、「どのような機能を備えたツールを作りたいのか?」という観点で対話型で、希望するGPTsを書いていきます。Configureは、開発するツールに追加情報を与えるほか、必要な機能を選ぶために使用します。ファイルをアップロードすることで、このMy GPTに追加学習させることもできます。
image.png

サッカーフォーメーションコーチを作ってみる

では、Createタブ上で、サッカーフォーメーションコーチを作ってみます。
ここでは、まず、「サッカーのフォーメーション戦略についてアドバイスしてくれるGPTを作りたい」とお願いすると、GPT Builderが理解してくれると、次にそのMy GPTの名前を提案してくれます。
image.png
"Formation Coach"という名前でどうかな?って聞かれるので、適当に「いいんじゃないか」と返すと、プロファイル画像も提案してくれます。
image.png
このような一連の流れでMy GPTである"Formation Coach"の骨格ができました。
あとは、このGPTにどのような機能を追加していきたいかをGPT Builderに伝えていきます。
今回は、試合相手のフォーメーションを伝えると、自分のチームのフォーメーションを何にしたらいいかを答えてくれて、そのフォーメーションをDALL-E 3を使って画像出力してくれるような機能を追加してみます。
image.png

My GPTを使ってみる

さて、このようにして出来上がったMy GPT "Formation Coach"を使ってみます。
image.png

まずこんな感じで投げてみました。
対戦相手は442のフォーメーションです。こちらのフォーメーションについてアドバイスください。
すると、下図のようなアドバイスを頂けました。3-5-2では、3人のセンターバックが相手2トップに対応する利点などを説明してくれます。
image.png
しかも、画像を出力してもらう機能をCreateしていたので、
これらのフォーメーションのビジュアルを作成して、より明確な理解を助けることができます。ご希望であれば、それぞれのフォーメーションのイラストを生成しましょうか?
とも提案してくれます。
では、お言葉に甘えて、フォーメーション画像も出力してもらいます。
image.png
なんじゃこりゃーーーー!
相手のフォーメーション4-4-2???、こちらのフォーメーション3-5-2、4-3-3???完全に無視されています。
まだまだ、改善されるべき要素はいっぱいありますが、マイ・カスタムGPTを作れるというのは面白そうですね。
参考までに、今回作った"Formation Coach"を共有しておきます。

4
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?