はじめに
初めまして、Qiitaで初めて投稿します。
SIerからWEBエンジニアに転職して感じた大事にしたいなと感じたことをつらつらと書いていきます。
ようやく掴み始めた感覚なので、振り返ろうと思い投稿してみます。
軽く自己紹介しますと、
- 4年制大学の情報理工学部を卒業
- 大手SIerに就職(2年弱)
- 広告代理店のWEB開発をしている自社開発系企業に転職(1年)
※注意
以下、企業による特徴の違いを記述しますが、あくまで主観であり、
自身の体験に基づいているため、一般的なものではありません。
SIerからWEBエンジニアに転職して感じたこと(結論)
いきなり結論から言いますと、
SIerからWEBエンジニアに転職して最も変化したことは「目的意識」が強くなった
ということです。
目的意識とは文字通り、目的を持って全ての行動をするということです。
振られたタスクに対して、
「なぜそれをするのか?」、「何のためにやるのか?」、「そのタスクをするとどうなるのか?」
ということを考えながら仕事をするということです。
タスクというのは、先輩から振られた小さなタスクから、
開発の要件定義のような大きなタスクなど全てを含みます。
これ、大事だと思っている人は多くいらっしゃるかと思いますが
本気で目的を持って考えて取り組んでいる人は
少数派のような気がします。(体感)
脳死でタスクやった方が楽ですからね。。。
なぜ目的意識が強くなったのか
個人的な分析としては業界または仕事柄的な違いがあるのかなと感じています。
どっちが良い、悪いと言う話ではなく、それぞれサービスの特徴が違うために生じる環境差だと思っています。
SIerのような受託系の企業の場合、主なサービスとしては顧客が欲しいと思ったものに対して
課題解決するための手段としてシステム開発を行います。
要するに、完成品がある程度見えいている状態でエンジニアに仕事が回ってくるわけです。
一方、自社開発系の企業の場合、主なサービスとしては、
完成品が見えていない状態からエンジニアの仕事が始まります。
そもそも課題すら見えていない状態から始めることもあります。
これには語弊がありますが、課題が見えていないと言うよりも課題はあるが課題として
整理できていないため、見えていないと言うことです。
そう言う状態からエンジニアは仕事を始めるため、その課題を解決するための目的を強く意識する必要があるのです。
目的意識が強いと何が良いのか
一言で言うと「自分軸を持って行動できる」です。
自分軸を持つと、判断に迷った時の判断材料として自分自身を助けてくれます。
例えば、そもそも今やっているそのタスクは不要の可能性がありますので、
その分、他の大事なタスクに割く時間ができるわけです。
また、タスクを完了させるやり方として2通り考えられるが、どっちが良いか迷った時に、
目的を明確にした自分軸を持っているとどっちの方がより目的を達成できるかと言う判断ができるようになります。
さらに、判断軸を持つと言うことは、当事者意識を持つことができると言うことなので、
自分で仕事を操ることができるようになり、ストレスが軽減します。
目的意識が強いことのデメリットは?
全ての行動に目的意識を持つことは正直かなりしんどいです。
常に考えを張り巡らせながら仕事をするので、
考える時間はいつもの倍以上になります。
脳死でタスクをこなした方がよっぽど楽なのは明白ですね。
どうやって目的意識を持つことができるのか
先ほど、環境に差異があったため目的意識を強くすることができたと書きましたが、
これは自分自身で気づいた場合なので、この記事を読んでいる皆さんは
すでに気づいた方も多いのではないかと思います。
つまり、目的意識とは意識なので、意識をすれば良いのです。
と簡単に言いましたが、気づいたところでその意識をそもそも忘れてしまうと言うことがあるでしょう。
その場合は、目的意識を持つための具体的な行動に結びつける仕組み化が大事だと思います。
例えば、新たにタスクが振られた場合、すぐに作業に取り掛かるのではなく
このタスクは何のためにするのか?ゴールは?前提条件は?
と言うフレームワークを使ってパズルのように埋めていくのです。
そうやって具体的に考えを順に巡らせることで自然に整理されていき、
目的意識を持つことができるでしょう。
最後に
そもそもなぜ目的意識について考えようと思ったのかというと、
最近ではフリーランスになって企業に依存せず、自立し、自分で資産を作り出そう
という世の中の流れを感じ、ふと自分自身を振り返ったことがきっかけでした。
フリーランスのように自立して稼いでいくと言うのは非常に魅力的で、
楽しそうだと感じますが、
企業で社員として働きながらも、目的意識を持って自分で仕事を見つけ、自立した社会人生活を
送ることはできるのではないかなと考えています。
Qiitaで初めて投稿してみて、
自分が感じていたことを投稿しようと思った時に
それを言語化することの難しさや、大事さを感じることができました。
なので、今後はこういったメンタリティ的な分野や技術的な分野についても投稿していこうと思っています。