review-vol(1)について調べた

review-vol(1)を使えばRe:VIEWで書いた原稿の量を概算できるとのことなので調べた。

これの実装はReVIEW::Book::Volumeのようだ。page()の定義は以下のようになっている。純粋にデータ量からページ数を概算しているようだ。

    def page
        (kbytes.to_f/@book.page_metric.page_per_kbyte).ceil
    end

page_per_kbyte()はReVIEW::Book::PageMetricにあって、事前定義された値としてA5とB5がある。ここで注目したいのはpage_per_kbyte()だけなのでそれをみると、A5は1KBでB5は2KBとなっている。

module ReVIEW
  module Book
    class PageMetric
      def PageMetric.a5
        new(46, 80, 30, 74, 1)
      end

      def PageMetric.b5
        new(46, 80, 30, 74, 2)
      end

      def initialize(list_lines, list_columns, text_lines, text_columns, page_per_kbyte)
        @page_per_kbyte = page_per_kbyte

        # 他の初期化処理は省略
      end

      # アクセサなどの定義は省略
    end
  end
end

で、このPageMetricのデフォルト値はReVIEW::Configureにある。デフォルトはA5らしい。

        "page_metric"  => ReVIEW::Book::PageMetric.a5,

それではこのpage_metricを外部から設定するにはどうすればいいかを調べたのだけど、そもそもreview-volでは設定できないようだ。review-compileはコマンド自身がconfig.ymlを読み込んでいるのに対し、review-volにそういうオプションはなさそうだからだ。

とりあえず今日はここまで。