RedisをWindowsにインストールする
- Redis自体はWindows環境をサポートしていない。
- http://redis.io/download
- 本家には下記のように記載されている。
Windows
The Redis project does not officially support Windows. However, the Microsoft Open Tech group develops and maintains this Windows port targeting Win64. Learn more
- とのことなので、MSOpenTeckを利用してインストールした手段
環境
- OS : Windows7 (64bit)
Redis : 2.8- Redis : 3.0.5 RC1
- Releasesに行ったら3.0.5がリリースされていたので、それを利用
- https://github.com/MSOpenTech/redis
-
https://github.com/MSOpenTech/redis/releases
- 「This release is not yet approved for production.」と記載されているので注意!
- Redis-x64-3.0.500-rc1.msi をダウンロードする。
- Releasesに行ったら3.0.5がリリースされていたので、それを利用
インストール
- msiを実行する。
- インストール中に変更した箇所
- Destination Folder
- インストールフォルダを「C:\develop\Redis」に変更
- 個人的に開発系のソフトを同一フォルダに集約しているため
- Add the Redis installation folder to the PATH enviroment variable.をチェックする。
- 環境変数に追加するため。
- インストールフォルダを「C:\develop\Redis」に変更
- Set the Max Memory limit
- 100MB
- 変更しなくてもよいが、制約をつけるため
- 100MB
- Destination Folder
- インストール終了を待つ。
動作確認
- スタートメニュー > アクセサリ > コマンドプロンプトを起動
- pathの確認
-
path を実行して環境変数を表示
- C:\develop\Redis が表示されればOK
-
- Redisの確認
-
redis-cli を実行。下記のようにkey valueを登録&取得ができれば動作確認完了
127.0.0.1:6379> set sample sample
OK
127.0.0.1:6379> get sample
"sample"
サービスの確認
- すでにサービスとして登録されてるはずなので、その確認
- コントロールパネル > 表示方法「小さいアイコン」 > 管理ツール > サービス と選択
- サービスの一覧が表示されるので「Redis」が登録されてることを確認する。
サービスの設定
- スタートアップの種類は、初期状態では「自動」となっている。
- これは起動時にサービスが自動実行されることを意味している。
- この状態でも問題はないが、開発中のみ起動したい場合は下記のように変更する。
起動方法の変更
- 「Redis」サービスを右クリックし、プロパティを選択する。
- スタートアップの種類を「自動」から「手動」に変更する。
- これで、起動時にサービスが起動しなくなる。
サービスを起動・停止について
- 毎回サービスウインドウを開いて起動・停止を行うのは面倒なので、Batファイルを作成する。
バッチ
- Redis起動バッチ
- 名前 : redis_start.bat
- 内容
REM +---------------------------------
REM | Redisを起動するバッチ
REM +---------------------------------
SC START Redis
PAUSE
- Redi停止バッチ
- 名前 : redis_stop.bat
- 内容
REM +---------------------------------
REM | Redisを停止するバッチ
REM +---------------------------------
SC STOP Redis
PAUSE
- 下記のエラーが発生したら、起動時にファイルを右クリック > 「管理者として実行」で実行する。
- バッチ起動の動作確認は、上記の「サービス」一覧にて状態が変更されることで確認すればOK