初めに
先日、GitHub CopilotがAnthropicのClaude 3.5 Sonnet、GoogleのGemini 1.5 Pro、OpenAIのGPT-4o、o1-preview、o1-miniなどのモデルから使用するモデルを選ぶことができるようになりました。
この記事では、neovimでCopilotChatの利用を可能にするCopilotC-Nvim/CopilotChat.nvim: Chat with GitHub Copilot in Neovim
でモデルの変更を行う方法についてまとめます。
CopilotChat.nvimとは
その名の通り、Neovim上でCopilotChatの利用を可能にするためのプラグインです。
詳しくは↓の記事をご覧ください。
CopilotChat.nvimに関しても、ClaudeとO1 Previewなどへのモデル変更がv2.15.0から可能になりました。
モデルの変更方法
各種モデルの有効化をGitHub上で行う
現在ClaudeやO1 PreviewなどのモデルはPublic Previewになっているため、有効にする必要があります。
有効化の方法については以下のドキュメントを参考にしてください。
利用できるモデルの選択を行う
モデルの有効化後、CopilotChat.nvimを起動した状態で以下のコマンドをコマンドモードで入力すると、
利用できるモデルが表示されます。
:CopilotChatModels
モデルが正しく有効化されている場合、以下のようにモデルの一覧が表示されると思います。
Select a model
1: claude-3.5-sonnet
2: gpt-3.5-turbo
3: gpt-4
4: gpt-4-0125-preview
5: gpt-4o
6: gpt-4o-2024-08-06
7: gpt-4o-mini
8: o1-mini
9: o1-preview
ここで、利用したいモデルの番号を入力することで、モデルの切り替えを行うことができます。
現在選択しているモデルの確認を行う
現在選択しているモデルはコマンドモードで
:CopilotChatModel
と入力することで確認可能です。
デフォルトのモデルを指定する
ここまでのステップでモデルの切り替えは可能ですが、多用するモデルはデフォルトで利用するモデルとして
指定しておくと便利だと思います。
指定方法はREADMEにも書かれていますが、
プラグインのconfigでmodel
に使いたいモデル名を指定することで設定可能です。
まとめ
紹介した通りCopilotChat.nvimでも利用するモデルを変更できるようになりました。
コマンドでシームレスにモデルを切り替えられるのがとても便利そうです。
これからもサポートされるモデルは増えていくと思うので、活用する機会が増えそうです。