私は、IBMCloudの学習をしたいと思いアカウント作成を行おうとし、ハマったのでメモしておきます。
結論から言います。IBMCloudはAWSとは違い、個人で登録を行った際にユーザ登録ができる可能性が低いです。誰でも登録可能であるわけではありません。
①ユーザ登録
IBMCloudの学習のため、アカウント作成から始めようと登録していたところ、いきなり下記のエラーが発生しました。アカウント登録に関した記事が少なかったため、初心者のために記事を残していきます。
【エラー文】
注文できませんでした。 クレジット・カードの認証に関する問題です。 要求を処理できません。トランザクションが拒否されました。 詳細については、Cloud Trust Enablement (verify@us.ibm.com) までお問い合わせください。
エラー文より、クレジットカード関連の問題であることがわかります。
また、Cloud Trust Enablement(クラウドトラストの有効化?)と調べても何も出てこなかったため、問い合わせ方法なども記載していきます。
②クレジットカードの確認
クレジットカードが有効であるか確認
まず、前提としてクレジットカードが停止していないこと、有効期限が切れていないことを確認しました。
更に、クレジットカード会社へ問い合わせを行い、支払いが自動的にブロックされていないか確認します。不正利用が多発していると支払い審査が厳しくなり、自動ブロックの誤作動が多発してしまうとのこと。
問い合わせ内容はチャットで利用承認照会情報が、承認「可」になっているのか確認を行うことをおすすめします。
クレジットカードの住所を確認
次に、クレジットカードへ登録されている住所と今回の登録の際に入力した住所が一致していることを確認しました。言うまでもないかもしれませんが、全角半角か確認しましょう。
すべての項目を英語で登録
上記を確認しても、名前、住所を英語で登録を行いました。
③問い合わせ先について
その他の内容で問い合わせたい人のために正しい問い合わせ先を記載します。
私のような初心者にも分かるよう、念の為説明していきます。
結論:下記サイトに問い合わせを行いましょう。
https://watson.service-now.com/x_ibmwc_open_case_app.do#!/create
Webからチケットを発行します。
また、他の問い合わせ先(私が行った回り道)についてもメモとして記しておきます。
メールにて「Cloud Trust Enablement Team(verify@us.ibm.com)」へ問い合わせる方法
エラー文にも記載されている問い合わせ先にメールを送ってみました。内容は今回のエラーについての詳細を教えていただきたい、クレジットカードに関した上記②の手法を試していることをメールにて伝えました。
結論、この方法はおすすめしません。
私の場合、以下の回答でした。
アカウント/取引を確認したため、サービスを提供できなくなります。
この件に関してこれ以上の情報は開示されません。
このチームがどのようなサポートをしているかわかったら追記します。
次に「mysphelp@us.ibm.com」へ問い合わせをしたとき。
こちらは下記の回答をいただけました。
サポートポータルサイト(www.ibm.com/mysupport/s/)アシスタンスチームにアクセスしました。サポートポータルに関連する質問や問題についてサポートを提供します。残念ながら、クラウドサービスのサポートを提供していないため、直接サポートすることはできません。
サポートポータルに関する問い合わせを受け付けており、クラウドサービスに関した内容は受け付けていないということでした。
次にIBMのWEBにある日本の問い合わせページから同じ内容を投げてみました。
https://www.ibm.com/it-infrastructure/us-en/resources/campaignmail/japan_form/
こちらは下記のように返信をいただきました。
恐れ入りますが、当窓口ではIBM Cloudのユーザー登録に関する情報を持ち合わせ
ておりません。
IBM Cloudはお客様ご自身でサポートチケットの起票が必要でございます。
お手数ではございますが、下記Webサイトより以下の方法にてサポートチケットを起
票しお問い合せいただけますようお願い申し上げます。
無償サポートのため英語でのお問い合わせになります。ご了承ください。
■IBM Cloud Service Portal
https://watson.service-now.com/wcp
1. 画面右下の「Can't Log In?」をクリック後「Create an IBM Cloud
Service Request」をクリック
2. 必要事項を入力後、submitをクリック
お問い合わせありがとうございました。
大変丁寧にお答えいただけました。Cloudのユーザ登録についてはチケットの起票が必要とのことで、メール内のURLにて問い合わせを行うことにしました。
上記1の手順を行うと「https://watson.service-now.com/x_ibmwc_open_case_app.do#!/create」
へたどり着きます。
ここで同様の質問をチケットとして発行を行った結果、下記の回答を得ることができました。
Thank you for contacting us.
We are afraid we do not supoprt credit card registration.
Would you plesae access the following URL and contact them?
https://watson.service-now.com/x_ibmwc_open_case_app.do#!/create
Thank you.
IBM「ご契約からお支払までのお問い合わせ」システムをご利用いただきありがとうございます。
お問い合わせいただいた件につきましては当デスクのサポート対象外となります。
恐れ入りますが、添付URLよりお問い合わせいただきますようお願いいたします。
お役に立てず申し訳ございませんが、悪しからずご了承くださいますようお願い申し上げます。
返信の中に出てくるURLは現在まさに問い合わせを行っているURLと同じものになります。ここでループが始まったのでお手上げ状態となりました。
④今回の総括
IBM側への質問では答えは出ませんでしたが、法人のクレジットカードでなければIBMCloudへ登録できないなどの制約があると思っていいと考えます。
勉強のために登録を行いたい方がいらっしゃれば、法人のクレジットカードを用意することをおすすめします。
結論:個人登録はおすすめしない。
2022年6月21日 追記
ループに陥ったため、私は登録を断念しました。
IBMCloudへの登録できず、問い合わせチケットを発行
→別の窓口への問い合わせを推奨される
URL:https://cloud.ibm.com/docs/account?topic=account-accountfaqs&locale=ja
そのサイトで問い合わせを行った場合、ユーザ登録が正常に完了していないと回答の閲覧ができない。
以上です。追加情報があれば別の記事にてアップデートしていきます。