こちらはObniz Advent Calendar 2018 の12月20日の記事になります。
#概要
100均のLEDイルミネーション(点灯のみ)とツリーで作ったクリスマスツリーを、
スマホをリモコンにして点灯・点滅を制御できるようにしてみました。
電池の代わりにobniz。という発想。
これにより、クリスマス時期の以下のようなニーズに手軽に応えることができます。
・古い点灯のみのツリーを、手軽で簡単に点滅式に機能アップしたい。(既存の設備を有効活用)
・ツリーが庭にあるので、寒かったりおっくうだったりでスイッチOn/Offのためだけに外に出たくない。(スイッチ機器をリモコン化)
・サンタさん登場に合わせてピカピカさせたい。(手に隠し持ったスマホでONにしてサプライズの演出)
電池ボックスには電池を入れずに、代わりにobnizをみのむしクリップで繋ぎます。
obnizと電池ボックスの間には抵抗が必要です。
電子工作素人の私にはちょとした壁となるので、抵抗入りLEDを使うことで逃げることにしました。
(※後述)
obniz、モバイルバッテリー、電池ボックスなどごちゃごちゃした部分は、ツリーの中にしまいます。
#デモ
スマホをリモコンにして点灯・点滅を制御します。
「点灯→ゆっくり点滅→早く点滅→消灯」の順に操作をしています。
100均のLEDイルミネーション(点灯のみ)とツリーで作ったクリスマスツリーを、スマホをリモコンにして点灯・点滅を制御できるようにしてみました。#obniz#IoT#JavaScript#Lチカ#100均#ダイソー#セリア pic.twitter.com/TZFC3x75rx
— m (@getapojim) 2018年12月19日
#プログラム
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js"></script>
<script src="https://unpkg.com/obniz@1.14.1/obniz.js" crossorigin="anonymous"></script>
</head>
<body>
<center>
<div id="obniz-debug"></div>
<h1>🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄</h1>
<button id="1_on">常時点灯</button>
<p>
<button id="2_on">ゆっくり点滅</button>
<p>
<button id="3_on">早く点滅</button>
<p>
<button id="4_off">停止</button>
<h1>🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄🎄</h1>
<div id="print"></div>
</center>
<script>
var obniz = new Obniz("OBNIZ_ID_HERE");
obniz.onconnect = async function () {
var led = obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:1});
// 1.常時点灯
$('#1_on').click(function () {
led.on();
});
// 2.ゆっくり点滅
$('#2_on').click(function () {
led.blink(1000);
});
// 3.早く点滅
$('#3_on').click(function () {
led.blink(500);
});
// 4.停止
$('#4_off').click(function () {
led.off();
});
}
</script>
</body>
</html>
#反省
当初は以下のようにobnizをそのまま電池ボックスに繋ぎました。
が、写真を撮っている内に次から次へとLEDが消えていきます。
残りあと3個というところまで消えてしまったところでようやく「抵抗が必要かな?」と気づきました。
今Qiitaの記事にしながら写真を改めて見ると、LEDがとても明るいです。↓
電圧が高かったのですね。
「おー!200円なのによく光るな!」と油断していました。。。
しかし、電子工作素人の私には以下3つの点で時間を要してしまいそうです。
1.何Ωの抵抗にすればよいのかがよく分かっていない。
2.抵抗のカラーバーの読み方がよく分かっていない。
3.もしふさわしい値の抵抗が手元になかったら、わざわざ抵抗だけ買いに行くのは避けたい。
その結果が「抵抗入りLEDをはさんでおけば大丈夫やろ。」という逃げ手です。。。
LEDイルミネーションは一つ買い直しになりましたが。
#材料
- ツリー 100円(セリア)
- LEDイルミネーション 200円(ダイソー)
- モバイルバッテリー 100円(ダイソー)
- obniz
- 抵抗入りLED(抵抗の代役。。。)
- ブレッドボード
- みのむしクリップ
#感想
- イメージ通り短時間で手軽にできた。obnizばんざい!
- ↓この辺をちゃんと理解できれば電圧を3Vに出来て、その結果ブレッドボードと抵抗が要らなくなるんだろうな。と思う。
javascript SDK リファレンス Peripherals IO
https://obniz.io/doc/sdk/doc/io