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Python基礎

Last updated at Posted at 2023-03-27

環境準備

1.Pythonのインストール

手段1 Pythonの公式サイトからインストール

   1. 公式HP にアクセスしてダウンロード
      [Downloads]-[Windows]-[Windows installer (64-bit)]
   2.インストールする。その際、「Add Python 3.7 to PATH」にチェックを入れるてPATHを通す
     C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Python\Python311\にインストールされる。
   3.コマンドプロンプトでpython -Vまたはpython --versionと入れてインストールされたバージョン確認。

手段2 Anacondaをインストール

2.仮想環境の作成(必要な場合のみ)

Anacondaを使わない場合(編集中)

1.仮想環境を作りたい場所へ移動cd xxx\yyy\zzz
2.フォルダ名(例.env)を指定して、仮想環境を生成する。python -m venv env
 ※この例だと、xxx\yyy\zzz\env配下に仮想環境が作成される。
3.スクリプトを使用出来るように、以下コマンドを入力
  Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
4.生成した仮想環境をアクティベート
  Windowsenv\Scripts\activate  ※文頭にpythonの表記は不要。
  Macsource env/bin/activate

(削除したい場合)
 venvで作成された仮想環境のフォルダを消すだけ。

Anacondaを使う場合

1.[Environments]-[root]-[Create]
2.フォルダ名(例.env)入力し、[Create]

3.Python標準ライブラリ

 インストール不要。インクルードすれば利用可能。

ライブラリ インクルード 備考
os import os OSインターフェース。ファイルを扱ったり。
glob import glob パスを扱ったり。

4.Pythonの拡張機能(ライブラリ)

利用方法

  1.コマンドプロンプトにてpip install openpyxlと入力してエンターキーを押す。
  2.以下にインストールされる。
   標準:c:\users\ユーザー名\appdata\local\programs\python\python311\lib\site-packages
   仮想環境アクティベート中:仮想環境パス/Lib/site-packages/
  ※対話モード(コマンドプロンプトの行の最初に">>>"と表示される)の場合は、上記コマンド入力不可なので注意。
  3.ファイル先頭で、下図「インクルード」の通り、宣言する事で利用出来る。

インストールされているライブラリを確認する。

 1. 確認したい環境をアクティベート
  コマンドプロンプトでenv\Scripts\activateと入力してエンター。
 2. コマンドプロンプトでpip listと入力してエンター。

同様に以下コマンドで様々なライブラリをインストール出来る

ライブラリ コマンド インクルード 備考
tensorflow pip install tensorflow import tensorflow Googleが開発した機械学習のソフトウェアライブラリ
FlickrAPI pip install flickrapi from flickrapi import FlickrAPI 画像集ダウンロード
PIL pip install pillow from PIL import Image Python Image LibraryからImageを読み込み
NumPy pip install numpy import numpy as np Pythonで数値計算を効率的に行う為のライブラリ。左記宣言をすれば、npとしてNumPyを扱える。
scikit-learn pip install sklearn pip install scikit-learn from sklearn import model_selection データをトレーニング用とテスト用に分割したり。※Anacondaを使わない場合は、事前に「NumPy」「Scipy」「Pandas」もインストールが必要
Keras pip install keras `import keras TensorFlowやTheano上で動くニューラルネットワークライブラリ
Flask pip install Flask from flask import Flask, reqpuest, redirect, url_for Python上で動くマイクロウェブアプリケーションフレームワーク
TensorFlow pip install tensorflow==1.5.0 keras==2.1.6 import tensorflow トレーニング済みのモデルを使用したり、独自のモデルを構築してトレーニングしたり
Core ML pip install -U coremltools import coremltools Appleが2017年に発表した機械学習を扱うためのフレームワーク

文法

リスト

・C言語の配列のようなもの
・添え字は0から。

enumerate

・第二引数の記載を省略すると、取得出来る添え字は0から。
・第二引数の記載をすると、その指定したインデックスから1つずつインクリメントされて取得出来る。

>>> list(enumerate("abc"))
[(0, 'a'), (1, 'b'), (2, 'c')]
>>> list(enumerate("abc", 1))
[(1, 'a'), (2, 'b'), (3, 'c')]
>>> list(enumerate("abc", -2))
[(-2, 'a'), (-1, 'b'), (0, 'c')]

用語集

アトリビュート

 クラス内に定義されたメソッド+データの事。

モジュール

 クラスや関数が定義された「.py」で書かれたファイルのこと。
 importで読み込める。
 使用する時は、基本的にはモジュール名.関数()の形式だが、ファイル先頭で
 from モジュール名 import A, B, ... ※A, Bは「クラス」「関数」「変数」のいずれか
 と宣言しておく事で、モジュール内の指定したものだけを読み込め、本来は
 モジュール名.関数()の形式で利用するところ、モジュール名を省略して
 関数()の形式で利用出来るようになる。

パッケージ

 モジュールを複数まとめたもの。

ライブラリ

 パッケージを複数まとめて一つのライブラリとしてインストール出来るようにしたもの。
 ライブラリには、Pythonに付属していてすぐに使える標準ライブラリと、
 ダウンロードなど追加インストールをしてから利用する外部ライブラリがあります。
 標準ライブラリの「組み込み関数」は、インストールせずにそのまま使える。

os:path

 現在Pythonが動作しているOSに適したパスモジュール
 posixpath:UNIXスタイルのパス用
 ntpath:Windwosパス用

pathlib

 Python標準ライブラリの一つ。
 Lib/pathlib.pyに定義されている。Pathクラスがある。
 from pathlib import Pathと書く事でPathクラスが利用出来る。
 Python公式日本語HPの解説

ライブラリ

openpyxl

 Excel 2010 xlsx/xlsm ファイルを読み書きするための Python ライブラリ
 Python公式HPの解説

リンク集

Python標準ライブラリ
 日本語ドキュメント
 英語ドキュメント
pythonコードスタイルガイドライン

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