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[勉強メモ]マイクロサービスを理解 Vol1

Last updated at Posted at 2021-05-20

マイクロサービスがふわっとしか分かってないので、改めて勉強。
ドメイン駆動設計やら、APIやら、ソフトウェア設計(ヘキサゴナル、クリーン、レイヤード、オブジェクト指向etc)なども
関わってくるので、追々勉強する、というか、関連したページをサマっていこうかと思います。

##今回のフォーカス
MicrosoftのAzure Docsで色々な機能やアーキテクチャなどがまとまっているので、
今回は、マイクロサービス関連で下記ページをサマリーします。なるべく短い言葉を使って。
◆マイクロサービス アーキテクチャ スタイル
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/guide/architecture-styles/microservices

##マイクロサービス(MS)とは・・・

  • MSは、**小さく、独立、疎結合**である。
  • 各サービスは個別のコードを持つ。小規模なチームが開発。
  • サービスは、サービスのデータや外部の状態を保持する役割。
  • APIで相互の通信
    • マイクローサービス内の通信でAPI利用。
    • クライアントからの通信の場合もAPI Gatewayを置く。
      • メリット:
        • サービスからクライアントの切り離し
        • AMQPなどのWebフレンドリでないメッセージングプロトコルをサポート
        • 調整、キャッシュ、変換、検証などすぐに使用できるポリシー ⇨どういうこと?
  • polyglotプログラミグ(多言語プログラミング):簡単に言えば、個々のサービスが別の言語(Python,C#,Java etc)を使ってOK

##メリット

  • 機敏性:MSは個別にデプロイされるため、バグ修正や機能リリースなどの**更新をアプリ全体の停止なく実施**できる。
  • 小規模チームで実施可能。大規模になるとコミュニケーションに時間がかかり、管理オーバーヘッドが増大し、生産性が低下する。
  • 小さなコードベース:モノリスの場合、依存関係が複雑のため多くの場所でコード変更が必要。MSでは、コードやデータストアは共有されないので、新しい機能を簡単に追加
  • 障害の分離:個々のマイクロサービスが停止しても、アプリ全体が停止することない仕組みにすることができる
  • スケーラビリティ:個々のサービスが**独立して拡大縮小が可能**。
  • データの分離:サービスが独立しているので、スキーマの変更が実行しやすい。

##課題

  • 複雑:MSはモノリスよりも多くの動的パーツで構成されるため、各サービスは単純だが、全体では複雑。
  • 開発およびテストにおいて、モノリシックとはアプローチが異なる。
  • ガバナンスの欠如:多くの異なる言語やフレームワークを使用するため、維持が難しくなる。
  • サービスの依存関係のチェーンが長すぎる(サービスAがBを呼び出し、BがCを呼び出す)問題がおこる
  • データ整合性をとることが難しい。
  • 成熟したDevOpsカルチャーが必要。
  • スキルと経験が必要。

##ベストプラクティス

  • 全てを**分散化**する。
  • データストレージは、データを所有するサービス専用とする。
  • API通信
  • 認証やSSL終了などの横断的な懸念事項は**ゲートウェイにオフロード**する。
  • ドメインのナレッジは、ゲートウェイの外部で保持する。
  • サービスには**疎結合と高い凝集度(ぎょうしゅうど)**が必要。`
  • 障害の分離。

##感想

  • MSは、アプリを開発することだけでなく、リリース後の機能追加、更新を意識している。
  • 分散化(独立)、疎結合、凝集度、API通信というのは、大事なキーワードである。
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