はじめに
App Service Linux のサイドカーに SSH 接続する方法を紹介します。
サンプル
仕組み
main
コンテナに対しては、App Service の公式な手順をセットアップしておくことで、Kudu 経由で WebSSH 接続することが可能です。
サイドカーと main
コンテナは localhost
でアクセス可能なため、適宜ポートを決めて ssh を待ち受けておくだけです。
セットアップ
main
コンテナ側
公式な手順に従ってコンテナを構成する。
sidecar
コンテナ側
基本は main
コンテナと同様に sshd が起動するようにセットアップします。ただし、main
コンテナは Kudu から接続できるように 2222
ポートが固定で指定されています。そのため、2222
ポート以外を開けておくようにします。パスワードは適宜変えても良いでしょう。
また、パスワード接続をやりたくなければ一般的なsshのお作法で鍵をセットアップするなどしておきましょう。
接続
セットアップした main
、sidecar
コンテナをそれぞれデプロイしたら、Kudu から webSSH にアクセスします。
ブラウザ上のコンソールはまず main
コンテナに接続されます。
そこから、sidecar
コンテナに対して ssh
コマンドで接続します。
Kudu NewUIについては以下を参照